資本市場戦略スペシャリスト IR
ディスクロージャー・株主リレーション部
大野 美希子 Mikiko Ono

より良いIR活動を自ら創っていく仕事

現在のミッションについて教えてください。

主にリクルートグループでのIR活動のグローバル化を推し進めるチームの一員として活動しています。具体的には海外の投資家の方との言葉や物理的な距離を解消するために英語で投資家向け文書を作ったり、海外の投資家とミーティングを直接行いリクルートグループのことをより知ってもらうという活動をしたりしています。また、世界中の投資家の動向や、グローバルな資本市場のトレンドを世界の誰よりも早く取り入れて、より良いIR活動を自ら創っていくということもやっています。

自分のスキルでグローバル化に貢献したいと考えた

転職先にリクルートを選んだ理由は?

実は新卒の時にリクルートに内定をいただいていたんです。その時はとても悩んだのですが当時のリクルートは国内の事業が優先。どうしても海外ビジネスを経験したくて、苦渋の決断で他社を選んだのです。
でも、夫のロンドン転勤をきっかけに前職は退職することになりました。ロンドンでもできればIRの仕事は続けていきたいと考えていた時に、たまたまリクルートから仕事の話を受けました。新卒の時代に、新たなチャレンジに真剣かつ前向きなリクルートに魅力を感じていたことに加え、時を経てもそれが変わっていないこと、更に今まさに世界でそれを実践できることを確信しました。それがリクルートへの転職を決意した理由になります。
今、リクルートはグローバルなテクノロジーカンパニーになることを目指しています。海外ビジネスを10年経験した自分は、リクルートのグローバル化に貢献できるスキルを身に着けることができていると思っています。その上で、リクルートに転職することができたのですからこれはまさにチャンスであり運命といってもいいと思います。

今も昔も、チャンレジングな会社

実際に働いてみてリクルートの印象はどうでしょうか?

社内の人たちの聞く力に感心しました。一人ひとりの意見をとても尊重する。一方で、自分が感じる小さな違和感も大切にする。そこには必ず、より良くするためのヒントがあるに違いないと信じていて、それが真剣な議論にも繋がっているのだと思います。
私がロンドンからリモートワークで仕事をすることになった際、最初は不安もありましたが、リクルートで働く仲間が、リアルでは会えなくてもチャットツールやビデオ会議で積極的にコミュニケーションを図り、話を聞いてくれました。だからこそ距離は離れていても結果的に良いコラボレーションができたのだと思います。
他にも、リクルートでは自分自身が何をやりたいのか、ということもよく問われます。新卒で入社を考えていた15年前もリクルートは自ら切り拓いてチャレンジする会社というイメージがありましたが、グローバル化やIT化が進み、上場するなど会社の置かれる環境が変わっても、コアな部分は変わっていませんでした。しかも、それが会社の隅々にまで浸透していることにも驚きました。

グローバルなテクノロジーカンパニーならではのIRを突き詰める

今後どのような挑戦をしていきたいですか?

翻訳や通訳に頼らず、自ら英語で文書を作成し投資家とのミーティングを行って、リクルートはグローバルなテクノロジーカンパニーなのだと世界中の投資家に思ってもらえるようIRのコミュニケーションを図っていきたいと思っています。
むしろ、リクルートは日本の会社であるということを忘れてしまうくらいのレベルで、直接英語で対話を行い、互いの関係強化に注力してきたいです。
当然それには今まで以上にファイナンスの知識も、英語力も、そしてリクルートの各事業についての深い知識や幅広いスキルも求められるでしょう。それはある意味チャレンジングなことですが挑み甲斐もあります。必ず達成してみたいと思っています。

リクルート独自のIRを一緒に創れる人を期待します

リクルートへ応募を考えている人にメッセージをお願いします。

リクルートが今、掲げているのがグローバルなテクノロジーカンパニーになるという高い目標です。グローバルなテクノロジーカンパニーとして世界中に認めてもらうためには、従来のグローバルカンパニーですら実現できていない、更にハイレベルなIRを創ることが求められます。
リクルートのあらゆるビジネスは社会に存在する不満・不便・不安などの“不”の解消により新たな価値を創出しています。それと同じで、世界の投資家が感じている“不”を機敏に捉えて、それを解消するために日々新しいことを考えて実行する。それがリクルートのIRの仕事だと思っています。過去にとらわれず、今あるさまざまな問題点に対してソリューションを提示し、それを推進していくことに興味がある人にとって、リクルートのIRは凄く面白い仕事だと思います。
リクルートのIRは今まさに、更なる高みを目指して真のグローバル化に着手し始めたばかり。チャレンジする姿勢で一緒にグローバルのトップを目指していける人に是非応募していただきたいですね。

記載内容は取材当時のものです。

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