PEOPLE 顧客接点(HRエージェント領域)社員インタビュー
転職希望者と企業の
最適なマッチングの積み重ねで
地域の産業の活性化をめざす。
顧客接点(HRエージェント領域)
HRエージェントDivision
東海カスタマーサービス部
2グループ
ITチーム
山田 鳳雛
Hosu Yamada
顧客起点で考える風土・価値観に
ひかれて入社。
転職先にリクルートを選んだ理由は?
キャリアアドバイザーの方から採用面接を担当された方まで、転職活動の過程で接した社員全員が私の本質をとらえ、潜在的な思いまで引き出して言語化してくださることに「こんな優秀な人たちと働きたい」と思ったこと、また、顧客起点で考え抜くことができる風土や価値観があると感じたからです。
リクルートのキャリアアドバイザーは、個人の目標として、弊社を通して転職先が決まった方の人数が設定されます。そのため、お客さまが今回の転職で叶えたい事に真正面から向き合い、目の前のお客さまの期待や希望を叶えるマッチングに注力できることに魅力を感じました。目標を達成するのは前提で、顧客価値を最大化した結果が業績として反映されるという価値観や、目の前のお客さまや社会に対してどういうインパクトを与えるかなどを起点に考え抜くことができる環境が、前職からお客さまの期待や希望を叶えることは前提で、お客さまの期待以上のものを返すことが価値だと考えて仕事をしてきた自分としては大きな魅力でした。実際、実現できる環境は間違いなく整っているので、転職して本当によかったし、この会社がすごく好きだなと思っています。
転職支援を通じて
東海地域と地域の産業の活性化をめざす。
現在の仕事内容を教えてください。
転職支援サービス『リクルートエージェント』のキャリアアドバイザー(CA)として、転職希望者の初回面談から応募書類作成、面接日程調整、面接アドバイス、内定獲得、入社までを一貫してサポートしています。名古屋支社を拠点に、愛知、岐阜、三重3県のIT・Web領域で転職を希望する方を担当しています。
東海地域は、自動車をはじめとしたものづくりが主要産業です。これらの業界は、現在DXやIoT化を急速に推し進めており、IT人材の調達が課題となっています。私個人として転職を希望する方の長期的な自己実現に伴走しきることを重視しながら、その方々の「やりたい」「活躍したい」という思いと企業が求めるスキルが合致するよう両者をつなぐことで、この地域や地域の産業の活性化につなげることがITチームの役割だととらえ、支援に取り組んでいます。
5年先、10年先の自己実現に向けて
転職希望者の納得度の高い意思決定をめざす。
仕事の醍醐味ややりがいをどこに感じますか?それらを実感したエピソードとともに教えてください。
仕事をする上で、転職を希望する方の3年後、5年後、10年後といった長期的な自己実現に対して伴走しきることと、納得度の高い意思決定をしてもらうことを大事にしています。そのために、キャリア・プライベートにかかわらずご本人が漠然と「こうなりたい」と思っていらっしゃる理想像と、現時点でのこれまでの経験・スキルに加えてマーケット動向などをすり合わせて、どういうステップを踏んでいけるといいのかということを本気で考え、寄り添いきるようにしているので、その提案を受け入れていただいたときにやりがいを感じます。
例えば、3年ほど前に支援をした「将来的には大手企業でバリバリ営業をやっていきたい。今の会社で認められてはいるけれど、スキルや経験はまだまだ足りないものがある」という方に、「別の会社で営業職として成果を出すというステップを挟んで大手をめざしましょう」という形で、その方の現状をふまえた最大限のお手伝いをさせていただきました。
それから2年経ったときに、「山田さんに言われたことを胸に秘めて、入社以来2年間、高い成果を上げることができました。これって武器になりますよね?もう一度転職支援してください」とご依頼をいただいたんです。その方の頑張りを肯定し、2年経ってめざす将来像について変化した部分もふまえて支援させていただいた結果、第一志望の企業への入社が決まり、「この2年間、修行と思って頑張ってきて、第一志望に入社できて本当によかったです」との言葉をいただきました。
あらゆる業界の産業構造が理解でき
短いサイクルで細かくPDCAを回す力がつく。
リクルートで働く魅力をどんなところに感じていますか?
裁量権があるというか、ベースが顧客起点なので、お客さまのためにやりたいことを自分で考えることができて、やろうとしていることに対して足りないことがあれば、上長や同僚が時間をとって一緒に考えてくれる風土があることがリクルートならではと思います。
また、キャリアアドバイザーは、担当領域が変わるとお客さまの業界・職種・年齢層などが変わりますし、法人営業を担当するリクルーティングアドバイザー(RA)との密な情報交換により企業側の動向・業界トレンドも押さえることができます。それにより、担当する地域における産業構造やその変化を深く広く理解し、お客さま一人ひとりに合わせた最適な提案ができる力がつく点も大きな魅力です。転職市場において最大規模のデータを保有しているリクルートだからこそ、自分次第で圧倒的に早くナレッジを吸収できると思います。
さらに、お客さまの転職活動状況を日次、週次で確認し、課題がありそうなところについては原因を追求して改善を図り、その結果を翌週確認するなど、細かくPDCAを回すことができます。上長と振り返りを行う機会も多いので、日々、自分の課題を見つけて、その課題に対して仮説を立てて検証していくという、PDCAを回す力もつきます。
IT・Web領域の深い理解をもとにした
情報提供をめざしていきたい。
これから挑戦したいことを教えてください。
個人とグループで、それぞれ1つずつあります。
まず、個人としては、引き続き、転職を希望する方の「将来的にこうなりたい」という長期的なキャリアの実現をフォローしていきたいですね。IT・Web領域を担当するITチームに入ってまだ半年ほどで、業界・職種への理解は自分なりにプロ意識を持って知見を身につけたものの、この業界の方ならではの苦悩や不安、次のキャリアに求めることや捨てたくないプライド等、より本音に近い部分はもっと引き出していくことができるはずだと思っているので、これらに対する理解を深め、技術トレンドやマーケットのニーズも踏まえて、「あなたが望むスキルアップや自己実現を叶えるには、こういうキャリアを積むといいですよ」というところをしっかりとナビゲートできるようになっていきたいと思っています。また、40代・50代のベテランキャリアアドバイザーが実践しているような、地域に根ざしたマーケット・企業情報の収集と提供もめざしていきたいと思います。
グループに対しては、ITチームの中でもより若手にフォーカスして、アプローチ・サポートから決定拡大につなげるノウハウの展開と実装に取り組み、転職実現の最大化をめざします。私が来る前のITチームは、20代のエンジニアに対する支援に苦戦していて、今もそこが課題になっています。20代での転職やキャリアチェンジは、人生においてとても重要なターニングポイントですし、私には、ITチームに来る前に民間企業での勤務経験のない公務員の方や、短期間で職種が変わるなどメインとなるキャリアが定まっていない方も、その方のポータブルスキルやお強みを一緒に整理し転職支援させていただいた経験があるので、そこから得られたノウハウを展開・実装し、グループ全体で高い質でサポートできるようにしていきたいと思います。
記載内容は取材当時のものです。