背中を押してくれるリクルートの風土
OGインタビュー服部 晏奈さん
リクルートでの印象的なお仕事は?
【印象的なお仕事:担当企業の大きな成長に向けて経営者と二人三脚で推進】
新人時代からクライアントの大きな成長に挑み、経営者の夢を実現
入社から3年半、一貫してエージェント事業部にてインターネット業界のクライアントの顧客接点を担当し、100社近いお客様との関わりの中でサポートさせていただく立場でありつつ、私も一緒に成長させていただきましたね。
その中でも印象的なのが、あるAI・ロボット開発の企業様。1年目の時に担当したのですが、1年目ながらも「採用のプロ」としてお客様に力添えできることは何か?を模索している時でした。お客様である社長は「今は僕1人の会社だけど、2年後には200人従業員を雇い、価値を広げていきたい」という夢を語ってくださり、1年目ながらも夢を一緒に叶えたいと心から思いました。そこから、当事者意識が自然と芽生え、組織図、書類選考、面接...と様々なフェーズの改革を提案し、お客様である社長と一緒に二人三脚で試行錯誤し、苦楽を共にした3年間を過ごしました。私が担当を離れる際には、人事・経理の部署ができ、優秀なエンジニアなど事業を支える社員を多く採用でき、駅直結の一等地にオフィスもお引っ越し。ビジョンを一緒に実現することができて、本当に嬉しかったですね。
【キャリアチェンジ転機となった上司】
将来のwillを共に真剣に考え、ミッション差配・フィードバックをくれる上司との出会いで卒業を決断
就活時から将来独立したいと考えており、リクルートで勝ち取りたいことを3つ決めていました。1つ目は「若手の裁量権」。お客様に向き合い多様な手段の選択肢を自分で作りながら、周囲からフィードバックをもらい推進していく力。2つ目は「人脈・コミュニケーション」。1人ではできることが限られると実感しているので、仲間集めや巻き込み力は欠かせません。3つ目は「マネジメント」。リクルートのマネジメント・組織づくりのレベルの高さは有名だったので自分が経験することで学び尽くしたかったんです。
上司には一貫して将来の夢をwillとして伝えていて、常にcanの整理をしながら、身の丈以上のmissionをもらっていました。できることが増えていく3年間を過ごし、成長実感と自信がついてきたタイミングでやりたいことを考える時間が増え、部長に卒業(退職)の意志とどんな事業立ち上げに挑戦するか悩んでいると打ち明けました。普通は卒業を止めると思うのですが、部長からは「応援するよ!実現したいことのwhatとhowを一緒に考えよう!」という一言が。それから週1でホワイトボードを使いながら一緒に議論し描く時間を作ってもらい、卒業の覚悟を決めることができました。あの瞬間の熱の高まりと部長のあたたかさは忘れられないです。
現在はどのような仕事を?今後のビジョンは?
大事な家族の一員であるペット事業をリリースしつつ、複数領域で事業を立ち上げ
2020年12月に起業し、獣医師監修、100%人用の食材を使用した、日本初店舗型、ナチュラルドッグフード専門店「WAN-DELITOKYO(ワンデリトウキョウ)」を立ち上げました。現在はECサイトもローンチし、大切な家族を想いながらつくる手料理のように、ペットに美味しく、安心・安全な食事をお届けしています。また、好きなこと・趣味を仕事にしていきたいと思い、「食」の領域では個人的にやっていたグルメインスタから派生して、飲食店のコンサルのお仕事をいただき、集客率を高める施策〜内外装デザインにも関わっています。加えて「美容」の領域では、マッサージの資格も取得し同じ悩みを持った人を助けるエステサロンの実現にも動いています。今後も新しい価値を提供するアイデアを実現していきながら、世の中の1女性として活躍することで、恩返ししていきたいと思っています。
リクルートで身につき、現在生かされているスキル/スタンスは?
相手のニーズ・自分のcanを照らし合わせる中で生まれた当事者意識とビジョンを描く力
学んだこと・繋がり・経験、全部が生かされていて、もう1回就活しても入りたい気持ちです。笑
入社動機で学びたいと思っていたことはもちろんですが、一番は「お客様に向き合い自分ごとのように考える意識」。相手が何を求めていて、自分が何ができるか、を常に考えられるようになったことですね。その意識がベースになりつつ、人との繋がりを大事にして、やりたいことを公言し、周りとビジョンを一緒に描いていく力が今の礎になっていると感じます。