中国における日系企業の求人動向レポート:2018年3月
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 北村吉弘)は、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を行う現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:橘宏喜)を通じて、このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業を中心とする3月の求人動向をまとめました。
※リクルートグループは、RGF International Recruitment Holdings Limited(本社:香港、Chairman:葛原孝司)を通じて、中国をはじめとする11の国と地域、26都市で人材紹介事業を行っています。RGF HR Agentは日系企業・現地企業・多国籍企業を対象とした人材紹介事業のブランドです。
中国大陸における日系企業の求人動向
業界別月間求人案件数の増減率推移
月間求人案件総数の推移
RGF HR Agent 中国 総経理 橘宏喜のコメント
3月の求人案件数は前年同月比15%増加 半導体・産業機械・自動車関連企業の採用意欲が高い
当社で取り扱う3月の求人案件数は、前年同月比15%増の1,029件。春節休暇後は転職市場最盛期であり、例年通り、企業の採用活動・求職者の動きともに活発。
業界別に見ると、前年同月と比較して求人案件数が伸びたのは、「製造」「商社/貿易」「IT/通信」。
「製造」「商社/貿易」では、引き続き、半導体・産業機械・自動車に関連する企業の採用意欲が高い。世界的な半導体の需要増を背景に半導体関連企業は勢いがある。また、工場自動化投資が進み、工作機械や産業用ロボットの製造販売も活況。
「IT/通信」では、営業とITエンジニアの募集が多く、特にITエンジニア(現地人材)の増強を図る日系企業が目立つ。日本のITエンジニア不足を背景に、中国での人材獲得に動く企業が出ているのかもしれない。
総経理
橘 宏喜 (たちばな ひろき)
リクルートグループのアジアにおける人材紹介事業について
- リクルートグループは、中国・東南アジア・インドにおいて、RGF Executive Search、RGF Professional Recruitment、RGF HR Agentの3つのブランドで人材紹介事業を行っています。
- 2006年の中国進出以来、進出地域の拡大や、CDS(日本)、Bó Lè Associates(中国)、 BRecruit(中国)、NuGrid Consulting India(インド)の買収を通じ、アジアの11の国と地域、26都市、45拠点で事業を展開しています。
- 日系企業のみならず多国籍企業や現地企業への人材紹介事業を通じて、企業の正社員採用・求職者の転職を支援しています。
- 若手社員、専門職人材、管理職層、経営幹部人材など幅広い人材層、あらゆる業界・職種に対応した人材紹介サービスを提供しています。
日系人材紹介会社最大規模の拠点網 11の国と地域、26都市、45拠点
日本、中国大陸、香港、台湾、シンガポール、インド、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイ
幅広い人材層に対応:若手から経営幹部まで 日系企業のみならず多国籍企業・現地企業にもサービス提供
日系企業にとどまらず、多国籍企業や現地企業に対して、経営幹部の採用サポート、若手~中堅のミドルマネジメントの転職支援など、幅広い層の採用を支援するサービスを提供しています。