独自構築の機械学習エンジンにより融資審査を格段に効率化した中小企業向け短期貸付サービスを展開するFundboxへ出資
株式会社リクルートホールディングスの中間持ち株会社である株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村吉弘、以下リクルート)は、投資子会社である合同会社RSPファンド6号を通じ、独⾃構築した機械学習エンジンにより融資審査を格段に効率化した中小企業に向け短期貸付サービスを展開するFundbox Ltd.(ファンドボックス、本社:イスラエル、CEO:Eyal Shinar 、以下Fundbox)への出資を行いました。
背景
事業運営においては、商品・サービスの開発・販売に必要な資金の回転力を維持することが求められますが、通常、受注から支払いまで日数がかかり、現行の中小企業向けローンを利用する場合でも、資料の準備や煩雑な手続きなどに相応の時間を要するため、中小企業にとっては回転資金の不足が課題となっています。
Fundbox Ltd.への出資について
Fundboxは、ローン申請会社の会計ソフトもしくは銀⾏アカウントに接続し、会計データや過去の受注データを基に、高度な機械学習技術を用いて100%⾃動与信判断を行う短期貸付サービスを開発・提供しています。本サービスを活用すると、申請者は質問回答や書類審査が不要になり、申請から最短1営業日で入金実行することが可能となります。
これにより、中小企業向けの貸付サービスの与信プロセスを大きく改善し、中小企業の回転資金不足の課題を解決させることも期待されています。
リクルートは今回の出資を通じて、同サービスの利用拡大を支援し、Fundboxは今回の資金調達により、販促活動、機能開発の強化、展開地域や事業の拡大を行なっていく予定です。
(1) | 商号 | Fundbox Ltd. |
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(2) | 代表者 | Eyal Shinar |
(3) | 所在地 | 23 Yehuda HaLevi Street Tel Aviv, Israel |
(4) | 設立 | 2013年1月 |
(5) | 主な事業内容 | 機械学習を活用して、請求書に基づいた短期貸付サービスの提供 |
(6) | Webサイト | https://fundbox.com |
合同会社RSPファンド6号について
合同会社RSPファンド6号は、リクルートグループの新領域事業の創出を視野に入れた、新テクノロジー・新ビジネスモデルの発掘および事業機会の獲得を目指します。
(1) | 商号 | 合同会社RSPファンド6号 |
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(2) | 代表者 | 村井宏行 |
(3) | 所在地 | 東京都中央区銀座8-4-17 |
(4) | 設立 | 2014年11月12日 |
(5) | 主な事業内容 | 投資育成事業・ベンチャーキャピタル事業 |