リクルート、ミネルバ大生が実施する高校生向けワークショッププログラムの作成を支援 － 全国約400名の高校生がオンラインで参加 －

　 株式会社リクルートホールディングスの中間持株会社である株式会社リクルート（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：北村吉弘、以下リクルート）は、人と組織の新しいつながり方を実践的に創り出すことを目指す社内組織「HITOLAB（ヒトラボ）」を通じて、米国ミネルバ大学の日本人学生が実施する、全国の高校生向け教育ワークショップ「MINERVA JAPAN CARAVAN 2020」のプラグラム作成を支援しました。

取り組み概要

　 本ワークショップは、4名の日本人ミネルバ大生がファシリテーターとなって実施し、全国約400名の高校生が参加します。「無意識の思い込みについて考える」をテーマに、無意識の思い込みを自覚するワークショップを通じて、自分自身のあり方を見つめなおし、より主体的で自由に物事を考える力を身につけることを目的としています。

　 5月下旬から7月上旬まで、個人で申し込みをした高校生向けに実施しました。7月6日からは、学校単位で申し込みのあった全国10校の高校生の生徒を対象に行います。当初、ミネルバ大生4名が全国を訪れ実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、オンラインでワークショップを運営し、高校生とコミュニケーションを取ります。高校生は、自宅もしくは学校の教室からワークショップに参加します。

　リクルートのヒトラボは、人と人、人と組織の新しいつながり方を実践的に創り出し、そのメソッドを社内外に発信、提供していくことをミッションとした人事部門のR&D組織です。2019年4月の発足以来、自治体や教育機関との協働を行っています。今回、ミネルバ大生が企画したワークショップの目的と主旨に賛同し、人材開発や人事研修のノウハウを活かしたアドバイス等を通じて、プログラム作成の支援を行いました。

ミネルバ大生のコメント

　 私たちは、高校時代の経験から地域・学校間における機会格差に問題意識を持っていました。より多くの高校生に幅広い選択肢から自由な人生設計をしてほしい。その思いから本ワークショップを企画しました。ミネルバ大学では、オンライン中心で授業が行われています。今回、全ての回をオンラインで実施することになりましたが、ミネルバ大学の認知科学に基づく教授法を取り入れ、画面越しでも深い学びを得られることを高校生の皆さんに体験してもらいたいです。今回の取組みの実現にあたっては、企画立案の段階からヒトラボに親身に相談に乗っていただきました。プログラム作成においては、リクルートワークス研究所発行の無意識のバイアスについての文献も参考にしました。全国の高校生に新しい学びの場を体験してもらえることを大変嬉しく思っています。

株式会社リクルート ヒトラボ　ラボ長　今村健一のコメント

　 働き方や生き方の選択肢が多様化する現代において、自分で考え、自分で決めて動くことがこれまで以上に求められるようになってきています。ヒトラボでは個人が主体的に判断し、豊かな人生を送ることができるような、人と人、人と組織のつながり方を創り出すことを目指しています。ユニークかつ革新的な発想を持つミネルバ大生4名の「自由な人生設計をして欲しい」という思いは、ヒトラボの活動趣旨にも、ひいてはリクルートのビジョン、「Follow Your Heart　一人ひとりが、自分に素直に、自分で決める、自分らしい人生」にも共鳴すると感じ、プログラムの作成を支援することになりました。今回のワークショップが、高校生にとって、自分で自分の道を決めることを学ぶきっかけになれば嬉しいです。

プログラムの実施概要

「MINERVA JAPAN CARAVAN 2020」プログラム概要

・ミネルバ大学で学ぶ日本人学生4名(9月より2年生に進級)が、全国の高校生を対象に実施する教育ワークショップ。
・テーマ：「無意識の思い込みについて考える」
・形式：ミネルバ大生はオンラインで運営。高校生は自宅もしくは学校の教室から参加。
・所要時間：2時間

実施日・学校

・5月下旬から7月上旬までは、個人で申し込みをした高校生向けに実施。
・7月から8月(予定)までは、学校単位での申し込みがあった10校の高校生向けに実施。
・個人での申し込み、学校単位での申し込みを合わせて、全国約400名の高校生が対象。

＊かえつ有明中学・高等学校（7月6日、8日、9日、17日）
＊自由ヶ丘学園高等学校（7月10日）
＊熊本県立熊本高等学校（7月13日）
＊福岡第一高等学校 国際科（7月16日）
＊昭和女子大学附属昭和高等学校 （7月27日）
＊北海道奥尻高等学校 （調整中）
他

※各高校への取材ご希望の場合は、リクルートホールディングスPR部社外広報グループ宛にお問い合わせください。

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