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婚活実態調査2021 婚活サービスを通じて結婚した割合は16.5%で、3年連続過去最高を更新。独身者(※)の約27.2%が婚活サービス利用経験があり、出会いの手法の一つとして定着しつつある。コロナ禍の婚活を前向きに捉え、オンライン活用が進む。

株式会社リクルート

※恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者

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株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社⾧:北村 吉弘、以下リクルート)が運営する『リクルートブライダル総研』では、婚活の実態について詳細を把握するため、「婚活実態調査2021」を実施しました。ここに、結果の要旨をご報告致します。

婚活サービスを通じて結婚した割合が3年連続過去最高を更新
■2020年婚姻者のうち、婚活サービスを通じて結婚した人は16.5%で3年連続過去最高を更新。特にネット系婚活サービスを通じて結婚した割合が高い。
■2020年婚姻者のうち、婚活サービスを利用していた人は33.1%。婚活サービス利用者においては、49.9%が結婚に至っており、その割合は過去最高に。
■広義の婚活において、実施(利用)によって結婚できた人の割合は、婚活サイト(44.7%)や相談所(41.7%)、お見合い(22.2%)、知人に紹介を依頼(21.9%)、婚活パーティ・イベント(20.2%)。婚活サイトを利用して結婚した人の割合が最も高い。

恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者の27.2%が婚活サービス利用経験があり、この数年間で増加傾向。特にネット系婚活サービスの利用経験率が一層高まり、出会いの手法の一つとして定着
■恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者において、27.2%が婚活サービスの利用経験があり、4年連続で増加(2017年15.6%→2018年18.1%→2019年23.5%→2020年25.5%→2021年27.2%)。男女ともに増加傾向にある。ネット系婚活サービスの利用増加が著しく、婚活サービス全体を底上げしている。
■婚活サービスごとに性年代別の利用経験割合をみると、男女ともに全ての年代でネット系婚活サービスの利用経験率が増加。婚活サービスのイメージはこの2年間で、「効率的な手段」という認識が高まるなど変化している。

新型コロナウイルス感染症流行の中でも婚活を前向きに捉え、オンライン活用も進む
■婚活に対する意識において、3割以上が「オンライン婚活であればコロナ禍でもできる」「婚活には新型コロナウイルスの流行は関係ない」「オンライン婚活は気軽にできる」と捉えている。同様に、オンラインデートに対する意識では、リアルデートと比較して「費用を抑えながら婚活ができる」「時間が自由」「周囲の目線を気にせず会える」の項目それぞれに3割以上の人が「あてはまる」と回答しており、「あてはまらない」と回答した層より多い。
■オンラインサービスの利用経験は結婚相談所で30.3%、婚活パーティ・イベントで20.1%と、ネット系婚活サービス以外でのオンライン利用が進んでいる。

調査概要➀
■2021年調査(2020年のデータ) 1次調査
 【調査方法】   インターネットによるアンケート調査
 【調査期間】   2021年5月28日(金)~2021年6月3日(木)
 【調査対象】   全国の20~49歳の男女
 【有効サンプル数】 50,000サンプル
(調査にて120,000サンプルを回収し、その中から平成27年度国勢調査をもとに、未既婚×性別×年代(5歳刻み)24セルの人口構成比に合わせて50,000サンプルを抽出した)

■2021年調査 2次調査
 【調査方法】   インターネットによるアンケート調査
 【調査期間】   2021年6月5日(土)~2021年6月10日(木)
 【調査対象】    <共通条件>
            全国の20~49歳の男女で現在独身者(1次調査回答者) 
            ※独身者とは、結婚経験のない未婚者および結婚経験のある(死別・離別の)現在未婚者
<個別条件>
・婚活サービス利用者(現在利用者・過去利用者):直近3年以内に婚活サービスを利用したことがある人
・婚活サービス非利用者:婚活サービスを利用したことがなく、「恋愛意向」もしくは「結婚意向」がある人
 【有効サンプル数】 2,400サンプル
本調査では、婚活サービス利用有無・性別・年代・未婚状況別に定数にてサンプルを回収し、集計の際に、実際の婚活サービス利用有無(1次調査)、性別・年代・未婚状況別の人口構成(平成27年総務省統計局国勢調査)に合わせるために、サンプルに重みづけを行った(ウェイトバック集計)
ウェイトバックに使用した補正値は、1次調査を用いて各セルの出現率をもとに算出した
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※ウェイトバックによる補正を行っているため、補正後サンプル数に小数点が発生していますが、四捨五入して整数表記をしています。そのため、サンプル数の合計と誤差が生じておりますが、ご了承ください。  人口構成比算出元データ 平成27年総務省統計局国勢調査より

調査概要②

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※2021年調査と同様にウェイトバック集計を行った。人口構成比算出元データは2020年調査、2019年調査、2018年調査、2017年調査は平成27年総務省統計局国勢調査、2016年調査は平成22年総務省統計局国勢調査。

<その他>
※P5下のグラフは2019年調査(2018年婚姻)より集計方法を変更しています。同条件とするために、2018年以前調査を過去に遡及して再集計を行ったため、2018年調査までの公表数値と異なります。
※小数第二位を四捨五入している関係で、差分や合計値において、グラフ上の数値の単純計算と数値が異なる場合があります。

婚活サービスを通じて結婚した人の割合

2020年婚姻者のうち、婚活サービスを通じて結婚した人は16.5%で3年連続過去最高を更新。特にネット系婚活サービスを通じて結婚した割合が高い。

■婚活サービスを通じて結婚した人の割合(1次調査/各年に結婚した人/単一回答)
※婚活サービス:結婚相談所、ネット系婚活サービス、婚活パーティ・イベントの3サービス
※婚活サービス(3サービス)のいずれかを利用し、そのサービスで「結婚できた」と回答した人の割合
※既婚者:初婚者および再婚者も含む

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■婚活サービスごとの婚活サービスを通じて結婚した人の割合(1次調査/婚活サービスごと/各年に結婚した人/単一回答)

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既婚者の婚活サービス利用経験割合および婚活サービスで結婚した割合

2020年婚姻者のうち、婚活サービスを利用していた人は33.1%。
婚活サービス利用者においては、49.9%が結婚に至っており、その割合は過去最高に。

■各年に結婚した人のうち、婚活サービスを利用していた人の割合(1次調査/各年に結婚した人/単一回答)

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■婚活サービスを利用していた人のうち、婚活サービスを通じて結婚した人の割合(1次調査/各年に結婚した人のうち、いずれかの婚活サービス利用者/単一回答)

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広義の婚活実施(利用)ごとの結婚した人の割合

広義の婚活において、実施(利用)によって結婚できた人の割合は、婚活サイト(44.7%)や相談所(41.7%)、お見合い(22.2%)、知人に紹介を依頼(21.9%)、婚活パーティ・イベント(20.2%)。婚活サイトを利用して結婚した人の割合が最も高い。

■実施(利用)した婚活によって、結婚した人の割合(1次調査/各年に結婚した人のうち、各婚活を実施(利用)した既婚者/単一回答)

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独身者の婚活サービスの利用経験(全体・性年代別)

恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者において、27.2%が婚活サービスの利用経験があり、4年連続で増加(2017年15.6%→2018年18.1%→2019年23.5%→2020年25.5%→2021年27.2%)。男女ともに増加傾向にある。

■婚活サービスの利用経験割合【全体・性年代別】(1次調査/恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者/単一回答)
※婚活サービス:結婚相談所、ネット系婚活サービス、婚活パーティ・イベントの3サービス
※独身者:結婚経験のない未婚者および結婚経験のある(死別・離別の)現在独身者

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独身者の婚活サービスの利用状況(サービス別×性別)

婚活サービスごとに利用経験割合をみると、ネット系婚活サービスの利用が増加し、婚活サービス全体を底上げしている。

■各婚活サービスの利用経験割合【全体・性別】(1次調査/恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者/複数回答)

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独身者の婚活サービスの利用状況(サービス別×性年代別)

婚活サービスごとに性年代別の利用経験割合をみると、男女ともに全ての年代でネット系婚活サービスの利用経験率が増加。

■各婚活サービスの利用経験割合【性年代別】(1次調査/恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者/複数回答)

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婚活サービスに対する意識の変化

この2年間で婚活サービスのイメージは、「効率的な手段」という認識が高まるなど変化している。

■「婚活(恋活)サービス」についての考え(2次調査/恋愛もしくは結婚意向のある婚活サービス非利用独身者および婚活サービス利用実績のある独身者/それぞれ単一回答/19年調査差の増加幅・減少幅の上位3項目を抜粋)
※ややあてはまる、非常にあてはまる の計
※婚活サービス:結婚相談所、ネット系婚活サービス、婚活パーティ・イベントの3サービス
※少数第2位を四捨五入しているため、差分とグラフ上の数値の単純計算と数値が異なる場合がある

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婚活・オンラインデートに対する意識

婚活の意識において、3割以上が「オンライン婚活であればコロナ禍でもできる」や「婚活には新型コロナウイルスの流行は関係ない」 「オンライン婚活は気軽にできる」と捉えている。同様に、オンラインデートの意識では、リアルデートよりも「費用を抑えながら婚活ができる」や「時間が自由」「周囲の目線を気にせず会える」と3割以上の人が捉えており、あてはまらないと感じる層より多い。

■婚活サービスに対する意識(2次調査/恋愛もしくは結婚意向のある婚活サービス非利用独身者および婚活サービス利用実績のある独身者/それぞれ単一回答)※小数第2位を四捨五入しているため、内訳の計と合計が一致しない場合がある

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オンラインサービスの利用経験実態

オンラインサービスの利用経験は結婚相談所で30.3%、婚活パーティ・イベントで20.1%と、ネット系婚活サービス以外でのオンライン利用が進んでいる。

■婚活サービスごとのオンラインサービスの利用経験率(2次調査/各婚活サービス利用経験者/各単一回答)

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