2024.06.03飲食
デジタルツール導入率は58.3%で2年連続の増加 コロナ禍からの回復に伴い、飲食店経営者の課題感が売上・顧客満足からオペレーションやコストの最適化にシフト 飲食店でのキャッシュレス決済比率は43.3%と過去最高
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飲食
株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、外食する際にどの程度「人によるサービス」にこだわるかについてアンケートを行いました。その結果を発表いたします。
外食時、人ではなくツールでも良いサービスがあると考える人が一定数
「人によるサービス」にこだわる理由は「温かみ」(51.7%)等、
こだわらない理由は「いちいち呼ぶのが面倒」(42.4%)等
POINT1. 「調理」「配膳」は人によるサービス希望、「注文」「会計」はこだわらず
・「人によるサービスの方がいい・計」で割合が高いのは、「調理」(68.4%)、「配膳」(50.8%)。
「人によるサービスでなくてもいい・計」で割合が高いのは、「注文」(72.6%)、「会計」(64.9%)。
・「人によるサービスでなくてもいい・計」が過半数となっている項目が多く、人によらないサービスがもはや特別ではなくなっているが、高年代は「人によるサービス」にこだわる傾向。
POINT2. 外食シーンによりニーズに差。差が最大なのは「大衆店」と「高級店」
・「人によるサービスでなくてもいい」外食シーン、1位「一人で利用」(72.9%)、2位「短時間(1H未満)の利用」(69.2%)。
・対比的な項目間のポイント差に注目してみると、「大衆店」(63.7%)と「高級店」(25.4%)のポイント差が38.3ポイント、「日常的な利用」(66.5%)と「特別な利用(記念日等)」(29.8%)のポイント差が36.7ポイントと大きく、利用シーンやお店のタイプにより「人によるサービス」のニーズに幅。
POINT3. 「人によるサービス」がいい理由は「温かみがある」「対価を払っている」「相談したい」。こだわらない理由は「面倒」「介さない方が早い」「仕方がない」
・「人によるサービス」にこだわる理由、1位「人によるサービスの方が温かみがある」(51.7%)、2位「人のサービスにも対価を払っていると思う」(31.8%)、3位「注文内容について詳しく相談したいときがある」(31.7%)。
・ 「人によるサービス」にこだわらない理由、1位「いちいち人を呼ぶのが面倒であり、気が引けることもある」(42.4%)、2位「人を介さない方が早いことがある」(38.4%)、3位「人手不足なので仕方がない」(31.6%)。
調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2022年7月1日(金)~2022年7月8日(金)
調査対象:首都圏、関西圏、東海圏に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
有効回答数:9,666件
本件の詳細をこちらより御覧ください
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