2024.12.12美容
美容センサス2024年下期≪美容医療編≫
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美容
株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)の美容に関する調査研究機関『ホットペッパービューティーアカデミー』は、「薄毛対策」への関心の高まりを受け、2016 年より20~69 歳の男女を対象に「薄毛に関する意識調査」を実施。10月20日の「頭髪の日」に先駆けて、2022年の結果を以下の通り発表いたします。
(単一回答)※スクリーニング調査
20~60代男性のうち、「薄毛である」人は4人に1人以上(26.0%)を占める。
一方、同年代女性では8.0%にとどまり、男性の「薄毛である」を18ポイント下回る。
※1:ご自身の体の状況について、現在あてはまるものをお答えください。→[薄毛である]
※2:あなたは今後や将来を考えた時、[薄毛である]ことについてどの程度不安に思っていますか。
→[薄毛ではない]が薄毛に「とても不安」「やや不安」と回答した人
(有効回答、実数回答)
<2022年 年代別分布>
(1カ月あたりの金額、有効回答、実数回答)
研究員からのコメント
薄毛が気になりだした年齢の平均は男女ともに過去3年で最も低いです。また、気になりだした年齢は男性の方が若く、女性よりも早くから薄毛に対する危機意識を感じています。薄毛対策にかけてよいと思う金額が最も高いのは、20代男性で、薄毛になった後よりも「予防」に対する先行投資の方が高くなる傾向にあります。
後述していますが、支出の許容範囲が女性に比べて高額になる背景には、男性の薄毛対策として効果実感が高いものに、「病院」「専門クリニック」が上位に挙がっていることにも関係がありそうです。
『ホットペッパービューティーアカデミー』
研究員 田中 公子
1位は男性が「薄毛の対策メニューがある美容室・理容室に行く」、女性が「ヘッドスパ・ヘッドマッサージに行く」。男性は2位以下も「薄毛治療・対策のできる病院や専門クリニックに行く」、「薄毛専門サロンに行く」、「ヘッドスパ・ヘッドマッサージに行く」など自宅外の施設での施術・治療が軒並みランクイン。対して、女性は2位から5位は自宅でのケアがランクインしている。
Q薄毛対策を実施している方にお伺いします。
効果を実感するまでどのくらいの期間がかかりましたか。(各対策の実施者、各単一回答)
※「効果実感あり率」は「効果を実感していない」「分からない/複数対策していたので分からない」を除いた割合
※「効果実感までの期間」は、単一回答で聴取し、各カテゴリに重みをかけて加重平均値を算出
※ランキングはn<30の項目を除いたトップ5
「薄毛が気になっていることを、今後、美容室・理容室で相談したいとどのくらい思いますか」について、「とてもそう思う」「まあそう思う」の合計は男性の約3割に対し、女性で4割超と、女性の方が高い。年代別には、20代の男性が70.6%と男女含めて突出して高い。
Q.薄毛が気になっていることを、今後、美容室・理容室で相談したいとどのくらい思いますか(単一回答)
※「とてもそう思う」と「まあそう思う」の合計
男女とも1位は「薄毛が目立ちにくい髪型(カット)」。カット以外の薄毛対策で、かけてもよいと思う金額が最も高いのは、「薄毛の箇所を、ボリュームアップできるようなパーマ」。
Q.薄毛対策として、美容室・理容室でぜひやってみたいことを教えてください(複数回答)
※男性スコアで降順ソート、「その他」「特にない」を除く
Q.薄毛対策として美容室・理容室でやってみたいことに対して、あなたはいくらくらいならかけてもよいと思いますか。かけてもよいと思う金額の上限をお聞かせください。
(それぞれの対策意向者 各単一回答)
研究員からのコメント
理容室、美容室への相談意向は、全体的に女性が高めですが、実は最も高いのは20代の男性。薄毛対策でかけてもよい金額も最も高く、理容室、美容室での提案ニーズは非常に高そうです。また、美容室・理容室でやってみたい薄毛対策は、「薄毛が目立ちにくい髪型(カット)」以外にも、「ヘッドスパ・ヘッドマッサージ」「頭皮や髪の診断」などが男女ともにニーズが高く、そのためには一定の支出が許容できると思っているようです。薄毛の対策で理容室、美容室のメニュー提案に伸びしろは十分ありそうです。
(『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子)
男女ともトップは「タバコは吸わないようにしている」。ほとんどの項目で男性より女性のスコアが高く、生活習慣に対する意識に男女差があることがうかがえる。
Q. 普段の生活習慣に関する以下のことについて、あなたの行動や意識にどの程度あてはまりますか
(各項目単一回答)※男性スコアで降順ソート
研究員からのコメント
今回調査した生活習慣は、薄毛の予防に関連するといわれる項目ですが、「しっかりと睡眠をとるようにしている」以外の項目は、全て女性が上回っています。もともと女性はヘアケアや美容のケア目的で実施していることが、結果として薄毛予防にもつながっているように感じます。男性は美容室・理容室等での対策に効果を高く感じているため、美容室・理容室でも施術以外の生活習慣を含めた総合的なアドバイスはさらに有効かもしれません。
(『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子)
美容に関する調査研究機関。「美容の未来のために、学びと調査・研究を」をビジョンに 2014 年に開校しました。美容サロンのマネジメントやマーケティングを学ぶ「経営セミナー」、美容センサスなどの「調査研究」、訪問美容・女性活躍・SDGsなどの情報提供・イベント開催などをはじめとした「サステナビリティ活動」を柱に、全て無料で美容業界へ情報発信しています。これらの活動により、美容業界の成長に寄与する場の提供を目指しています。
https://hba.beauty.hotpepper.jp/
調査名 :薄毛に関する意識調査2022
調査手法:インターネットリサーチ
調査時期:
スクリーニング調査(2022年7月6日~2022年7月7日)
本調査(2022年7月20日~2022年7月21日)
調査対象:
スクリーニング調査 50,000人 ※人口動態に基づき性年代を割付
本調査 2,066人(全国20~69歳男女、現在薄毛がある、かつ薄毛を気にしている)※スクリーニングでの出現率をもとにウェイトバックを実施
詳細はこちら:https://hba.beauty.hotpepper.jp/search/trade/hair/42218/
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