2024.11.21飲食
外食店の「ダイナミックプライシング」実施店の認知率は57.0% 同じメニューが時間帯や立地等で価格が変わることに「納得できる」54.3%が、「納得できない」18.3%を上回る
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株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする2022年10月度の「外食市場調査」を実施しましたので調査結果をご報告いたします。
1. 外食市場規模は11カ月連続で前年比プラス。2019年同月比は78.7%で前月(同77.4%)から微増
2. 単価は12カ月連続で前年超え、2019年同月比は101.4%で6カ月連続2019年同月比超え
2022年10月の外食市場規模は、3圏域合計で2472億円。前年同月比(以下、前年比)は+358億円(117.0%)と11カ月連続の前年比プラスであった。ただし、前年10月が全国で緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が解除された月であったため、前年比の増加額は前月(+1104億円)から大きく減少した。市場規模は前月比+18億円。コロナ禍前の2019年同月比は、78.7%と前月の同77.4%から微増。外食単価は12カ月連続で前年実績を上回り、2019年同月比でも101.4%。引き続き外食の値上げ影響を受けていると思われる。外食市場規模の食事主体業態・計は前年比119.4%(19年比88.6%)、飲酒主体業態・計は同114.4%(同61.6%)、軽食主体業態・計は同103.3%(同72.1%)で、19年比は食事主体業態・計のみで前月より改善した。主要16業態中15業態で市場規模が前年比で拡大した。
● 2022年10月の外食(※1)実施率は 64.5% (前月比増減 +1.1pt、前年比増減 +4.5pt)
● 2022年10月の外食頻度(※2)は 3.75回/月 (前月比増減 +0.01回、前年比増減 +0.21回)
● 2022年10月の外食単価は 2,563円 (前月比増減 -39円、前年比増減 +108円)
● 2022年10月の外食市場規模(※3)は 2472億円 (前月比増減 +18億円、前年比増減 +358億円)
※1 外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で行った外食を対象としており、圏域外で行った外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む
※2 外食頻度:外食実施者の1カ月あたりの平均外食回数
※3 外食市場規模:各圏域の当該年齢人口(2021年4月から2022年3月までR1年人口推計、2022年4月からR2年国勢調査人口)×外食実施率×外食頻度×外食単価で算出
(参考)基準人口(前年度比)は、3圏域・計:-1.7%、首都圏:-1.3%、関西圏:-2.1%、東海圏:-2.4%
● 外食実施率は、首都圏:64.2%(前年比増減 +5.3pt)、関西圏:64.7%(同 +3.6pt)、東海圏:65.6%(同 +3.4pt)
● 外食頻度は、首都圏:3.86回/月(前年比増減 +0.20回)、関西圏:3.68回/月(同 +0.23回)、東海圏:3.47回/月(同 +0.19回)
● 外食単価は、首都圏:2,692円(前年比増減 +127円)、関西圏:2,463円(同 +74円)、東海圏:2,217円(同 +79円)
● 外食市場規模は、首都圏:1536億円(前年比増減 +245億円)、関西圏:632億円(同 +78億円)、東海圏:304億円(同 +35億円)
● 業態別の市場規模は、「居酒屋」(前年比増減 +86億円)、「和食料理店」(同 +67億円)、「中華料理店」(同 +47億円)等主要16業態中15業態で前年を上回った。
●「居酒屋」(延べ回数 +191万回、単価 +162円)、「和食料理店」(延べ回数 +118万回、単価 +230円)、「中華料理店」(延べ回数 +86万回、単価 +424円)等は延べ回数・単価ともに前年比で増加した。
調査方法:インターネットによる調査 /調査時期:2022年11月1日(火)~2022年11月8日(火)/
調査対象:首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏:90分圏、関西圏:80分圏、 東海圏:60分圏の市区町村に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)/有効回答数:9,790 件
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