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結婚総合意識調査2023

株式会社リクルート

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株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)が企画運営する『リクルートブライダル総研』では、結婚や結婚式について詳細を把握するために、「結婚総合意識調査2023」を実施しました。ここに、調査結果の要旨をご報告致します。

ウエディングイベント実施率は78.6%で2年連続増加、コロナ前水準に
自分たちに合った結婚式が実現できる認識が実施に関係
ゲストは二人らしさを感じると参列満足や結婚式意欲に影響

1. 既婚編(調査対象:2022年4月~2023年3月に結婚した20~49歳の男女)

ウエディングイベントの実施率は78.6%で2年連続増加
・コロナ影響による延期・キャンセル・非実施割合は4.7%。2020年調査(19年4月~20年3月)の水準に。
・何らかのウエディングイベントを実施した割合は78.6%で、昨年より2.9ポイント増加。2021年調査から年々増加。コロナ流行前の2019年調査と比べてみてもコロナ前水準近くまで回復(対2019年比97.4%)。また全てのウエディングイベントにおいて昨年よりも増加。
・ウエディングイベントの組み合わせの最多は「挙式、披露宴・ウエディングパーティー、親族中心の食事会、写真」の全てを実施した層で、コロナ流行前の2019年調査より増加。

結婚式の実施を決める前に“自分たちに合った結婚式が実現できる認識”が結婚式の実施率に関係
「結婚が決まり、挙式、披露宴・ウエディングパーティーの実施が決まる前」に「自分に合った結婚式ができる」と思った層の方が、それ以外の層に比べて結婚式実施率が高い。

2. ゲスト編(調査対象:2022年4月~2023年3月に結婚式にゲストとして出席した20歳以上の男女)

挙式、披露宴・ウエディングパーティーの参列意欲が高まり、コロナ影響による抵抗が減少
2021年調査と比較し、参列意欲が9.5ポイント増加。出席時に「コロナが理由で参加を迷った」が15.0ポイント減少し、「参加を迷わなかった」が16.2ポイント増加。

直近3年間で結婚式参列の意味合いが多岐にわたり増加
結婚式出席後のゲストの気持ちについて、21年調査と比較して変化した上位5項目は、「(出席して)自分の子どもにも『結婚してほしい』という気持ちが高まった」(10.3ポイント増)「(出席して)家族との関わり方を見つめ直す良い契機となった」 (7.8ポイント増) 「(出席して)新郎や新婦との関係が深まった」 (7.3ポイント増) 「(出席して)自分の人生に対して、より前向きに感じられるようになった」 (7.1ポイント増) 「(出席して)周囲の人・仲間の大事さを、あらためて感じた」 (6.0ポイント増)でいずれも2年連続増加。

参列で二人らしさやオリジナリティーを感じると満足度が高く、結婚式意欲に影響
・ゲストの気持ちにおいて、「良かった」「ポジティブな感想を出席後、周囲の人に伝えた」「将来結婚したら『挙式、披露宴・ウエディングパーティーを実施したい』という気持ちが高まった」の項目を見ると 「(出席して)結婚式を通じて二人らしさやオリジナリティーを感じた」層の方が感じなかった層に比べて高い。
・ゲストが参加してみたいと思う挙式、披露宴・ウエディングパーティーは、「新郎・新婦のことを理解できる」「形式にとらわれず、自由な」 といった内容が、コロナ流行前比で増加。

調査概要

【調査方法】 インターネットによるアンケート調査
<予備調査(スクリーニング調査)>
 【調査期間】 2023年4月3日(月)~2023年5月8日(月)
 【調査対象】 全国16~79歳の男女(株式会社マクロミル 登録モニター)
 【有効サンプル数】 254,995人
<本調査>
 【調査期間】 2023年4月19日(水)~2023年5月8日(月)
 【調査対象】 “結婚した時期”を「2022年4月~2023年3月」と回答した、20~49歳(調査時)の既婚者
 【有効サンプル数】 2,542人
 【集計サンプル数】 1,500人
<集計サンプルの割り付け>
本調査対象者の【性別】【年齢】【調査時の居住地域】の構成割合を、「厚生労働省 人口動態統計 2021年婚姻件数(当該年に結婚生活に入り届け出たもの)、夫-妻の結婚生活に入ったときの年齢(各歳):夫妻の平均婚姻年齢、初婚-再婚・都道府県(特別区-指定都市再掲)別 」と同じ比率になるようにサンプル数を割り付けた。(全国17エリア×性別×年代 計102セル)
<追跡調査>
本調査回答者に追加でアンケートを配信し、1,500サンプルのうち1,255サンプルが回答した(回答率83.7%)
1,255サンプルの居住地域、年代構成比を、本調査と同様になるようにウェイトバック処理を行った。

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