2024.11.21飲食
外食店の「ダイナミックプライシング」実施店の認知率は57.0% 同じメニューが時間帯や立地等で価格が変わることに「納得できる」54.3%が、「納得できない」18.3%を上回る
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株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、首都圏・関西圏・東海圏での夕方以降の外食における予約についてアンケートを実施しました。その結果を発表いたします。
POINT1. コロナ禍後の夕方以降の飲食店、混んでいる印象を持っている人は過半数の51.9%、満席等で飲食店に入れなかった経験のある人は27.9%19.8%
・コロナ禍後(2023年5月以降)の夕方以降の飲食店について混んでいる印象を尋ねたところ、「そういう印象がある」は過半数の51.9%で、「そういう印象はない」の20.5%を大きく上回った。
・満席等で飲食店に入れなかった経験を尋ねたところ、「そういう経験がある」の割合は27.9%。性年代別では、20代女性は「そういう経験がある」の割合が他の性年代よりも高く39.0%。男女ともおおむね年代が若くなるほど、「そういう経験がある」の割合が高い傾向がみられる。
POINT2. コロナ禍後は、コロナ禍前・コロナ禍中に比べて、20代女性等で飲食店を予約する行動が増加、コロナ禍後の予約経験者のうち「インターネット予約」利用者は82.0%
・夕方以降の外食を予約する割合が、コロナ禍後に「コロナ禍前より増えた」人は14.5%、「コロナ禍中より増えた」人は18.8%に達し、それぞれ「コロナ禍前より減った」の10.1%、「コロナ禍中より減った」の6.3%を上回り(「増えた-減った」の差は順に4.4pt、12.5pt)、夕方以降の外食を予約する割合は、コロナ禍後に増加傾向。特に20代女性において顕著。
・予約内容は「人数のみの予約」81.8%。「コース料理の予約」34.0%、「設定された時間枠の中から選んで予約」21.8%等。
・予約方法は「インターネット予約」82.0%、「電話予約」48.0%、「SNSを使った予約」5.8%等。
POINT3. コロナ禍後の予約の理由、「席がないと困る」「並んだり待ったりしたくない」「ポイントがもらえる」
・予約する理由トップ3は、1位「混んでいて席がないと困るから」80.4%、2位「席が空くまで並んだり待ったりしたくないから」57.0%、3位「予約するとポイントがもらえるから」25.0%。コロナ禍後に強まった理由のトップ3も同じ項目が同じ順位で、1位「混んでいて席がないと困るから」52.3%、2位「席が空くまで並んだり待ったりしたくないから」36.4%、3位「予約するとポイントがもらえるから」10.8%。
調査方法:インターネット調査
調査対象:首都圏、関西圏、東海圏に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
調査時期:2023年10月2日(月)~2023年10月12日(木)
配信数:12,711件
回収数 9,898件(回収率77.9%)
有効回答数 9,808件
調査機関:(株)アール・ピー・アイ
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