2024.11.21飲食
外食店の「ダイナミックプライシング」実施店の認知率は57.0% 同じメニューが時間帯や立地等で価格が変わることに「納得できる」54.3%が、「納得できない」18.3%を上回る
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株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、物価高で高まる節約志向の実態と外食での節約行動について消費者アンケートを実施しましたので、その結果を発表します。
POINT1. 最近の物価高で節約志向が高まった人は46.1%。前年比では微減
・「物価高の前から意識し、今はもっと意識している」「物価高の前は意識していないが、今は意識している」のいずれかを選択した「最近の物価高で節約志向が高まった人」は、計46.1%。前年同月調査の49.4%よりやや減った。
・節約を意識している出費は、1位「内食の費用」(自炊の食材等の費用)45.0%、2位「光熱・水道費」43.3%、3位「外食の費用」で35.0%。
・節約を実行している外食の種別は、「夕食」71.9%(前年79.3%)、「昼食」51.8%(同56.9%)。前年比で節約志向が高まったのは「朝食」で22.7%(前年19.4%)。
・節約方法として、外食の「回数」を減らす人が77.3%。前年の83.2%からは減少。
POINT2. 外食で実施したことがある節約方法は、「クーポン」「スマホやカード支払いでポイント取得」「インターネット予約でポイント取得」
・実施したことがある外食時の節約方法は、1位「インターネットやアプリ、フリーペーパーからクーポンを入手し利用」52.6%(前年57.2%)、2位「スマホやカードで支払ってポイントをためる、使う」49.9%(同54.9%)、3位「インターネット予約でポイントをためる、使う」38.9%(同41.0%)。
・今後も実施したい外食時の節約方法は、1位「インターネットやアプリ、フリーペーパーからクーポンを入手し利用」45.7%(前年50.0%)、2位「スマホやカードで支払ってポイントをためる、使う」45.5%(同50.4%)、3位「インターネット予約でポイントをためる、使う」33.6%(同35.5%)。
POINT3. たまの贅沢は「外食」が最多の55.2%。30・40代女性では「中食」も贅沢の対象「夕食」で回数や単価を上げる等
・たまに贅沢をする際の出費は、「外食」が最も割合が高く55.2%と突出。30・40代女性では「中食」でたまに贅沢をする人の割合が、他の性年代よりも高い。
・外食でたまの贅沢をする具体的な方法は、「回数を増やす(夕食)」が37.1%、「注文するものの単価を上げる(夕食)」が35.6%。
調査方法:インターネット調査
調査対象:首都圏、関西圏、東海圏に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
調査時期:2024年1月4日(木)~2024年1月15日(月)
配信数:12,738件
回収数 9,709件(回収率76.2%)
有効回答数 9,636件
調査機関:(株)アール・ピー・アイ
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