総務省の平成27年度 情報通信技術の研究開発(多言語音声翻訳の利活用に関する開発・実証)をリクルートライフスタイル・リクルートコミュニケーションズ・ATR-Trekが受託
2015年10月07日
株式会社リクルートライフスタイル
株式会社リクルートコミュニケーションズ
株式会社ATR-Trek
このたび、総務省の委託研究開発(課題名:グローバルコミュニケーション計画の推進 -多言語音声翻訳技術の研究開発及び社会実証- Ⅱ.多言語音声翻訳の利活用に関する開発・実証)において、株式会社リクルートライフスタイル(本社所在地:東京都千代田区 代表取締役社長:淺野 健 以下、リクルートライフスタイル)、株式会社リクルートコミュニケーションズ(本社所在地:東京都中央区、代表取締役社長:清水 淳 以下、リクルートコミュニケーションズ)、および株式会社フュートレックの子会社である株式会社ATR-Trek(本社所在地:大阪市淀川区、代表取締役社長:深田 俊明 以下、ATR-Trek)による共同提案が採択され、本委託研究開発を実施することとなりましたので、下記の通りご報告いたします。
委託研究開発の目的
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、総務省は多言語音声翻訳技術を社会実装することで訪日外国人旅行者との言葉の壁をなくす「グローバルコミュニケーション計画」を推進しています。本委託研究開発は、このような社会実装を確実に行うことを目的に多言語音声翻訳技術が備えるべき基本的なユーザーインターフェース技術に関する研究開発を実施するものです。あわせて、国内複数箇所での社会実証実験により技術を検証することで誰もが使いやすい多言語音声翻訳システムの実現をめざします。
委託研究開発における各社の役割
本委託研究開発において、リクルートライフスタイルは、多言語音声翻訳アプリのユーザーインターフェースおよびユーザーエクスペリエンス向上に関する研究開発、社会実装および定着化のための研究開発を、リクルートコミュニケーションズは、ユーザーインターフェース改善のための実証、各領域における最適な対訳コーパスの作成などの音声翻訳サービスの研究開発を担います。ATR-Trekは、これまでの音声翻訳技術開発実績を活用し、多言語音声翻訳実証実験システムの構築と性能改善を担当します。
3年間の本委託研究開発の成果をもとに、リクルートライフスタイル、リクルートコミュニケーションズ、ATR-Trek各社はそれぞれの事業領域において多言語音声翻訳システムの事業化をめざし、グローバルコミュニケーション計画の推進に貢献してまいり
ます。
なお、本委託研究開発で構築する多言語音声翻訳システムは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の音声認識技術・自動翻訳技術・音声合成技術に関する最先端の研究開発成果を使用します。
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