外食市場調査2014年度(2014年4月~2015年3月:3圏域)

グルメ

2015年09月01日

株式会社リクルートライフスタイル

株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野健)に設置された「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパー グルメ リサーチセンター」では、首都圏・関西圏・東海圏の男女約10,000人を対象に毎月実施している「外食市場調査」について、2014年度の年間結果をとりまとめましたのでご報告いたします。

 

1. 外食・中食の回数・市場規模

●3圏域計における14年4月~15年3月の年間の外食市場規模は3兆9918億円(前年度比+0.9%)と推計された。
●3圏域計における14年4月~15年3月の年間の中食市場規模は1兆1048億円(前年度比▲0.1%)と推計された。
●延べ回数は中食より外食の減少幅が大きいが、外食のほうが単価の上昇幅が大きいため、市場規模でみると、外食は前年度比プラスだったのに対し、中食は前年度比横ばいとなった。

※外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内でおこなった外食を対象としており、圏域外でおこなった外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む。
※中食:夕方以降の食事について、外で買ってきたものを食べた、出前や宅配を利用して食べた場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で購入した中食を対象としており、圏域外で購入した中食は含んでいない。また、夕方以降、1日あたり2回まで(購入金額の上位2位まで)の中食を含む。

2.性年代別の外食・中食実態、業態別、相手別の外食実態

●3圏域計において、性年代別には外食・中食とも「男性/40歳代」が延べ回数シェアで最も高く、市場規模シェアも最も高い。人口のボリュームゾーンが30代から40代にシフトしたことが背景。
●【性年代別×主要業態】において、外食回数の伸び率が高い組み合わせは、「男性/40歳代」×「ビストロ、ダイニング、創作料理」(+21.2%)※年間の外食回数が5000万回以上の業態で伸び率上位のセグメントを掲載。
●外食相手別では、「1人」での単価上昇幅(前年度比+6.2%)、市場規模の増加幅(前年度比+3.1%)が他の組み合わせに比べて大きい。

3.タウンランキング

GRC_20150901_01

●タウン別で外食市場規模の前年度比が最も大きかったのは、首都圏では「飯田橋・水道橋(前年度比+20.4%)」、関西圏では「新大阪(同+23.1%)」、東海圏では「大垣駅周辺(同+23.6%)」。
●最大要因は、「飯田橋・水道橋」は外食単価の上昇(前年度比+14.5%)、「新大阪」と「大垣駅周辺」は延べ外食回数の増加(新大阪=前年度比+12.8%、大垣駅周辺=同+15.1%)であった。

 

Get ADOBE® READER®

Download Adobe® Reader®

get AdobeReaderPDF書類をご覧になる場合は、Adobe Readerが必要です。正しく表示されない場合、最新バージョンをご利用ください。

(c) Recruit Co., Ltd.