2013
Apr
22
\働く仲間を募集中/
2013年4月22日 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:冨塚 優)が運営する結婚情報サイト『ゼクシィnet』では、現在流行している風疹に関して、予防啓発のための情報ページ「【ストップ風疹】妊娠を考えているなら、早めの予防接種を」を掲載しました。
2013年の全国の患者数は3000人を超え、去年同時期の「28倍以上」(2013年4月10日時点)です。
ピークは例年春から夏ですが、2012年は7~8月がピークでした。 今後さらに感染拡大が懸念されています。
NHKなどの報道機関でも、繰り返し最新情報が報道され、情報特設ページなども開設されています。
『ゼクシィ』でも風疹の予防啓発に取り組み始めました。
▼NHK NEWS WEB ニュース特設「ストップ風疹~赤ちゃんを守れ~」 はこちら
厚生労働省や国立感染症研究所が呼びかけているように、風疹の感染を防ぐには予防接種が有効です。
しかし、妊娠中の女性は予防接種を受けることができません。
また、予防接種を受けた場合、2ヶ月間は避妊が必要とされています。
つまり、予防接種に関しては、妊娠を計画する前の“結婚準備の段階”の方々に啓発することが重要と考えました。
また、一定の世代の男性は制度上、予防接種の機会がなく、抗体を持っている人が女性より少ないため、妊婦の風疹を予防するためには、女性だけでなく“カップル”に対して啓発していく必要があります。
この制度上、予防接種の接種率が低い世代は、20代~30代前半の男女で、『ゼクシィ』を利用してくださっている読者層とも重なります。
以上のことから『ゼクシィ』は、結婚準備段階のカップルに、風疹の予防の大切さを、正しい知識を知っていただきたいと思い、啓発に取り組むこととなりました。
今後も結婚情報誌『ゼクシィ』の本誌でも啓発記事を掲載していくほか、『ゼクシィnet』内の「結婚準備完ペキマニュアル」の項目に追加することも検討しています。
※「ゼクシィnet」の風疹予防啓発の記事内における風疹や予防接種の必要性などについては多屋馨子先生 (国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室 室長)にお話を伺いました。
※以下 厚生労働省サイトを引用しています。
昨年2,353例の報告があり、過去5年間(平成20年~平成24年)では最も多い報告数となりました。
今年は3月末時点で、既に昨年の報告数を上回り、全数報告疾患となった平成20年以降、最も早いペースで報告数が増えています。
昨年の報告によると、首都圏や近畿地方での報告が多く、患者の7割以上は男性で、うち20代~40代が8割を占めました。
今年も、同様の傾向ですが、特に首都圏での報告が多く、他の都市でも増加傾向にあります。
平成23年度の国の調査では、20~40代の男性の15%(20代 8%、30代 19%、40代 17%)が風しんへの抗体を持っていませんでした。
一方、20~40代の女性の4%が風しんへの抗体を持っておらず、11%では感染予防には不十分である低い抗体価でした。
抗体を持たない又は低い抗体価の妊娠中の女性が風しんにかかると、赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障や緑内障などの障害(先天性風しん症候群)が起こる可能性があります。
昨年の流行の影響で、平成24年10月から平成25年3月末までに、8人の先天性風しん症候群の患者が報告されました。
妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、特に流行地域においては、抗体を持たない又は低い抗体価の妊婦の方は、可能な限り人混みを避け、不要不急の外出を控えるようにしてください。
また、妊婦の周りにいる方(妊婦の夫、子ども、その他の同居家族等)は、風しんを発症しないように予防に努めて下さい。
※引用ここまで
\働く仲間を募集中/
風疹が大流行。妊娠を希望する女性は「妊娠前」に予防接種を。 『ゼクシィnet』で結婚前のカップルに向けて、風疹予防啓発のための詳細情報の掲載を開始。