2018
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2018年3月 1日 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(東京都中央区/代表取締役社長:山口 文洋)が提供する保育園と保護者をつなぐ、コミュニケーションサービス『kidsly(キッズリー)』は、行政監査に必要な保育日誌・指導計画・児童票(園児台帳)の書類作成を手助けするサービス『キッズリー帳票管理』を3月1日より提供開始します。
事務作業は保育士が負担を感じる業務の1つです。作業内容は、指導計画・保育日誌・登降園時の対応など様々な業務がありますが、厚生労働省の「保育人材確保に関する調査」によると、約6割の保育施設が、保育日誌記録・保育計画作成のICT化により業務軽減ができることを期待しています。
キッズリーでは、2017年4月より登園時間をタブレットで管理できる『キッズリー登降園管理』を提供してきましたが、『キッズリー帳票管理』では、保育士の事務処理時間の大半を占める、保育日誌・指導計画・児童票(園児台帳)をICT化することにより、更なる保育士の業務負荷軽減を目指します。
保育園には、定期的に行政監査が入ります。提出する書類には、登降園管理、指導計画、児童票(園児台帳)、保育日誌などの様々な書類があります。指導計画は、厚生労働省の「保育所保育指針」により、園で行う保育内容を計画するためのもので、年間、月間、週案、日案に分けて作成します。それらの指導計画に基づき、子どもの成長の様子や、天気、出席人数などを保育日誌に記載します。『キッズリー帳票管理』は、『kidslyアプリ(無料)』と連携しており、日々の業務で貯まった、連絡帳、クラス投稿のデータを活用して、保育士アプリからスムーズに日誌を記入できます。また、行政監査などにご利用いただける保育日誌・指導計画・児童票(園児台帳)の情報をまとめて出力することができ、クラスや報告期間にあわせて出力することも可能です。厚生労働省・東京都などのICT補助金対応見込みとなっています。ご利用料金は月額1万円(園単位)です。
<対応する帳票の種類>
①保育日誌
記入内容は、キッズリーのクラス投稿、連絡帳機能と自動的に連動しているので入力の手間が最小限に。
②指導計画
保育領域の専門家である鎌倉女子大学の小泉教授が監修した内容で、年間計画・月案・週案・日案などの計画を作成できます。
③児童票(園児台帳)
保護者アプリからかんたんに園児の情報が登録できます。園児全員分の情報を一括でまとめてすぐに印刷可能。
キッズリー帳票管理』の機能のひとつである「指導計画」のフォーマット作成に携わらせていただきました。平成29年告示の保育所保育指針等の改定で大きく取り上げられているのが、保育の計画及び評価を組織的に充実させる取り組みへの期待です。保育士にとって日々の保育記録をまとめたり、実態に応じた指導計画を作成することは、保育の質を向上させるために極めて大切な仕事ですが、業務のバランスや負担軽減を考えて取り組みたいものです。現場の先生方の声を反映した『キッズリー帳票管理』は活用性が高く、保育士業務の力強いサポーターになることでしょう。
※株式会社リクルートマーケティングパートナーズでは、学校法人鎌倉女子大学の小泉裕子研究室と保育園における共同プロジェクトを2016年1月から開始しています。保育者の業務効率化による保育に関する実践の質的向上、保育者と保護者のコミュニケーションにおけるスマートデバイスやアプリケーションなどICT化の有効性、次世代の保育者に必要な未来の保育のあり方を研究しています。本プロジェクトの成果で得た知見をもとに産学連携をより一層深め、保育事業者、保育者、保護者を中心とした保育・子育て環境のさらなる価値向上を目指してまいります。
Kidsly(キッズリー)により、保育士の業務負荷軽減と保護者との関係性の向上に貢献することが出来ました。保育士に「時間」と「心」のゆとりが生まれれば、最も大切な保育の質向上に繋がり、ひいては保育士不足・待機児童問題の解決にも寄与できると考えております。「キッズリー帳票管理」は、保育日誌・保育計画作成などの業務負荷軽減は当然ながら、記録内容について保護者に共有していくような新たな世界観にもチャレンジして参りたいと思います。
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『キッズリー帳票管理』3月1日よりサービス提供開始―保育施設の約6割が保育日誌記録・保育計画のICT化による業務負荷軽減を期待―