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2021年3月17日 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:柏村 美生)が提供するオンライン学習サービス『スタディサプリ』は、学校向けに2021年4月よりお使いいただける『スタディサプリ探究講座』の提供を開始しますので、お知らせします。
学習指導要領の改定により「総合的な探究の時間」が2022年度から始まります。社会や環境の変化に伴い、正解のないこれからの時代を生き抜く生徒を育てるために、自ら課題を発見し、解決に取り組む学びを通じて必要となる資質・能力を育んでいくことが求められています。2021年度は最後の先行実施期間であり、本格実施を控え、準備の充実が大切です。弊社が行った調査(※)によると、2020年4月時点において、探究型授業を取り入れている高校は7割にも及び、先行実施期間であっても多くの高校が取り組みを開始し、試行錯誤しています。
一方で、探究は従来の答えのある授業とは異なり、教科書もない中で基本的にクラス担任が担当し、授業準備・授業実施・振り返りや評価などのプロセスにおいて負担が大きいなどさまざまな課題の声をいただいています。
※2020年4月リクルート実施。回答校数2601校、積極的に取り組んでいる、少し取り組んでいると回答した高校の合計が全体の71%
オンライン学習サービス『スタディサプリ』は全国の高校約2,000校(2021年1月時点)に導入いただいており、教職員向けの機能『スタディサプリfor TEACHERS』をご提供することで、宿題配信や進捗管理、コミュニケーション機能を活用し、先生方の学習の伴走・サポート、よりよい指導の実現を目指しています。この度、2021年4月からお使い頂ける、充実した教材・動画コンテンツで「探究とは」の理解から授業準備・授業実施・振り返り・評価までを一括でサポートする『スタディサプリ探究講座』の提供を開始しました。
『スタディサプリ探究講座』は、文部科学省が設定する探究のプロセスに沿う形で興味・好きに焦点をあて、そこから出てくる問いを調査・実験しながら進めていく「興味研究型」と、実生活や社会に目を向けて課題を探り、その課題を自分ごと化した上で、課題に対する解決策を探る「課題発見型」のアプローチから構成しています。教材は探究塾を運営する株式会社a.school監修のもと制作しています。
探究未経験の生徒が基礎から取り組める入門的な内容で、先生方には、授業や指導に必要な教材と動画コンテンツで探究授業実施のサポートをします。
例えば、先生用の授業設計講座では、学校の探究コンサルタント等で活躍する神﨑史彦先生より、探究活動そのものの理解や、学校独自に内容をアレンジし深めていただくために、必要な観点や具体的な方法をご提案しています。その他、ファシリテーションBOOKでは、授業進行表や授業の意図、ファシリテーション方法に加え、探究授業実施における心構えやQ&A、生徒への声がけポイントを盛り込んだものを紙冊子で提供します。これらにより、探究未経験の先生方も、生徒との対話的指導を通じて?徒の探究活動をサポートすることに注力することが可能になります。
①「課題の設定」を中心に探究活動の一連のプロセスを学べる
文部科学省が提示する探究のプロセスに沿った形で探究を実施することができます。
特に「課題の設定」に時間を充て、主体的な課題設定を促します。
②柔軟に活用できる最大24コマ分の授業パッケージ
「興味研究型」と「課題発見型」という2つのアプローチのもと、探究プロセスを2回分実施いただける最大24コマのパッケージをご用意しています。
③授業進行スライド・ワークシートなど授業に必要な教材をご用意
授業実施に必要な紙教材のみならず、授業50分の質を担保した授業進行スライドやワークシートを提供します。クイズやグループワークなどの対話的な要素を充実させ、他者と協働的に取り組む授業づくりを支援する仕立てとなっています。
④生徒が主体的に探究活動に取り組み、問いの発見ができる仕立て
興味研究型では「自分の好き・興味関心を探る」から始める、課題発見型では「課題を自分ごと化する」フェーズを入れることで主体的な探究を促す設計となっています。
⑤生徒自身で振り返りができる自己評価シートとそれを基にした評価ツールを提供
探究ステップが終わるごとに振り返りながらメタ認知を促す自己評価シートを提供することで、プロセス評価の材料として役立てていただけます。
⑥先生向けの授業進行ガイド・指導用参考動画など
先生向けの教材も充実しており、授業進行時に役立つ紙冊子や指導用参考動画の提供のみならず、「探究とは」の理解の促進や、探究の授業を設計する際に役立つ先生向け講座も充実しています。
※本サービスは学校向けの有料サービスとなり、個人のお客様はお申込みいただけません。
学校教育のサポートツール『スタディサプリ for TEACHERS』は、先生の"生徒一人ひとりに寄り添いたい"をICTでサポートするツールとして、全国の高校で活用されています。生徒の学習習熟度を『スタディサプリ 到達度テスト』で特定し、"苦手克服課題"として、生徒一人ひとりに合わせたオンライン講義動画を配信し、"宿題"として、クラス全員に特定の講義や確認テストを配信することが可能となります。
また、『スタディサプリENGLISH』では2020年4月より英語民間検定試験や共通テストに向けて、英語4技能すべてをトレーニングできるコース『スタディサプリ ENGLISH英語4技能コース』を提供しています。実際の試験で頻出の問題形式の講義動画と豊富な演習で、検定試験対策をすることができます。
本講座に関する問い合わせ先:https://teachers.studysapuri.jp/contact
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新学習指導要領「総合的な探究の時間」のサポートツール
『スタディサプリ探究講座』学校向けに新登場