2017年のトレンド予測を発表 住まい領域:「リビ充家族」

2016年12月13日
株式会社リクルート住まいカンパニー

株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)は、住まい、社会人学習、キャリア、若年雇用、アルバイト・パート、進学、飲食、美容の8領域における2017年のトレンド予測とトレンドを表すキーワードを発表いたしました。

●住まい領域:「リビ充家族」(リビング充実家族)
〈リビングを最大化し、そこで各々が好きに充実した時間を過ごす家族が増加!〉

【概要】
リビングを最大に広げ多用途使い、空間は共有しながらも各々が充実した時間を過ごす「リビ充家族」が増えてきている。
今年の調査によると、「リビングの広さ」を「妥協したくない・確保したい」と思っている家族は7割近く存在する。それに対して、「主寝室の広さ」にこだわる家族はわずか2割と、間取りにおいては「リビングMAX化、個室min化」が進んでいる。
また、夫婦は1日の約8割の時間をリビングで過ごし、その過ごし方も「子どもの宿題の手伝い」「仕事」「ボディケア」など多岐にわたる。子どものリビング滞在時間も長く、年齢と共に減るものの、高校生でも1日のほぼ半分の時間をリビングで過ごし、「スマホを使う」「電話をかける」といったプライベート性の高い行動をとっており、家族が各々好きに充実した時間を過ごす傾向がある。

【背景】
背景として、スマホ・タブレットが普及し、共働きの増加やテレワークなど働き方の改革が進むなか、リビングの役割は「テレビ中心のくつろぐ場」から、仕事・勉強・遊びなど「家族それぞれの時間を過ごす多機能空間」へ変化始めていることが考えらえれる。
また、リビングでの時間を充実させたい理由を聞くと、「家族間のコミュニケーションに有益」「家族でリビングにいる時間は心地が良い」以外に、「子どもと親との関係性が、自分が子どもの頃よりも気楽・フレンドリーになった」などの回答もあり、親子関係の変化も一因と挙げられる。
このニーズに応えるための工夫や提案がすでに現れている。収納・遊び・昼寝・勉強とマルチに使える「多機能基地スペース」をリビングに設置した新築マンションが登場したり、また「小屋キット」や「リビング用学習机」などのような「リビ充」を支援する後付けパーツが登場してきている。

リビ充家族イメージ.jpg

■「Sumai for Smile」内特設ページ
http://www.recruit-sumai.co.jp/sumai/2017_living-max.html

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家族で過ごすリビング
http://suumo.jp/journal/matome/living/

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(リクルートホールディングスウェブサイトへ)

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