リクルート、独自の無料「共創プラットフォーム」提供開始。第一弾 ~店舗オーナー、All Aboutの専門家と相談可能に~
株式会社リクルートテクノロジーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中尾隆一郎、以下:リクルートテクノロジーズ)は、オンラインコミュニティを活用した独自の「共創プラットフォーム」を開発し、新サービスを提供開始しました。総合情報サイト「All About」所属の専門家(ガイド)と連携することによって、リクルートのサービス利用者が専門家と自由に対話しながら課題解決できる環境を実現。ユーザーに対して、より質の高い体験価値を提供する施策として、リクルートの各サービスへの展開を予定しています。
第一弾として7月14日、株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野健、以下:リクルートライフスタイル)が運営する無料POSレジアプリ「Airレジ」上で新機能を展開。Airレジユーザーである店舗担当者が、「人材育成」や「店舗集客」といった経営の悩みを、飲食店コンサルタントへ気軽に相談・解決できるプラットフォームをつくり、利用者の業務生産性の向上を目指します。
①独自に開発した共創プラットフォームを応用、専門家と自由に会話できる環境を実現
■独自の共創プラットフォーム「ココロバ」を開発
ココロバとは、リクルートテクノロジーズが2014年6月にリリースした、オンラインコミュニティを活用した共創プラットフォームです。リクルートグループ各社がMROC(※1)を始めとするマーケティング調査を簡単かつ効果的に実施できる(※2)ため、これまでにも「Airレジ」や「Airマーケット」などのサービスに導入され、ユーザーと開発者の対話を通じた、様々なサービス改善が実現しています。
■プラットフォームを拡張、専門家と相談できる新たな機能を実現
今回の取組みでは、これまでユーザーと開発者が対話する場として活用してきたココロバを、“ユーザーが専門家と相談できる共創プラットフォーム”として進化させています。サービスの利用者どうしのコミュニティに、その領域の専門家が参画することによって、「ユーザー自身が、専門家と気軽に相談しながら悩みを解決できる」という価値を実現。ユーザーの課題に真摯に向き合うことによって信頼関係を構築し、これまでにも増して、ユーザーの本音に根ざした質の高いサービス企画につなげてまいります。
※1 MROC(Marketing Research Online Community、エムロック)
オンライン上に数百人以上のサービスユーザーを集め、数週間~数か月の間対話をしながらリアルタイムで意見を深堀り、理解するリサーチ手法。リクルートテクノロジーズは、従来のアンケート調査における、「ユーザーの本音や深いニーズに迫りにくい/調査に時間が掛かる/キャッチした意見をサービスへ迅速に反映しにくい」といった課題に対し、「深い顧客理解、低コスト、迅速なサービス改善」を実現する一手としてMROC に注目。独自に開発したコミュニティプラットフォーム「ココロバ」を活用し、Air レジを初めとするリクルートグループのサービスにおいて、「ユーザー」と「開発者」同士の対話や、「ユーザー」と「ユーザー」同士の対話の場を提供してきました。
※2 ココロバ導入の成果
リクルートグループの各事業会社が、MROCやアンケートの共通機能を使え、かつ、自由にカスタマイズできます。商品やサービスごとにMROCを立ち上げる場合に比べ、開発コストが必要無くなった他、従来45日ほどかかっていたコミュニティ立ち上げが、数時間に短縮されました。また、テキスト自動解析によるビッグデータ解析を導入しており、大量のユーザーによる商品やサービスに対する改善要望など、数百万のテキストデータが瞬時にスコア化され、優先度の高いコメントを見ることができます。この技術によって、ユーザーのニーズを瞬時に把握し、サービス開発、改善を迅速に行うことができるようになりました。
②第一弾は無料POSレジアプリ「Airレジ」 ~店舗オーナーが自由に専門家と相談可能に~
■お店のコスト削減、業務負荷軽減をサポートする「Airレジ」
Airレジは、リクルートライフスタイルが提供する、小売業、飲食業、各種サービス業に必須のレジ業務がスマートフォンやタブレットで行える無料のPOS レジアプリです。2013年11月19日にサービス提供を開始し、1年半でアカウント数が16万を突破しました。お店をコスト削減、業務負荷軽減の面からサポートすることを目的としており、スマホやタブレットにAirレジをインストールするだけで無料で簡単にPOSレジを導入することが可能です。
これまでリクルートテクノロジーズがAirレジユーザーと開発者の対話のために提供してきたオンラインコミュニティ機能を7月14日、専門家と相談できる形に進化させました。Airレジのメインユーザーである店舗オーナーが、「店舗集客」や「人材育成」といった悩みを、All Aboutでも活躍する飲食店コンサルタントに相談し、解決できるようになりました。
■店舗オーナーの悩みを、専門家が無料で解決
飲食・小売・サービス業の従業員1,030 名にアンケート調査(※3)を行ったところ、多くの従業員が店舗経営に関わる悩みを抱えていることが分かりました。上位には、「集客」、「人材教育」、「人材雇用」といった接客業に紐づく項目が多く挙げられた他、「売上分析」や「在庫管理」、「顧客管理」等、より専門的な業務内容に課題を感じる声も多い結果となっています。
また、現状の解決手段を見ると、1位「自分でネットで調べる」52.7%、2位「同業種の知り合いに聞く」51.4%、3位「何も行っていない」46.4%という結果となっています。多くの従業員が悩みを感じながらも、一人で解決策を探したり、何もアクションをとれていない実態がうかがえます。本取組みが、これまで「誰に相談したらいいか分からなかった」店舗担当者に対し、「いつでも専門家に相談できる」新たなソリューションにつながることが期待されます。
※3 Airマーケット定量調査
2015年4月17日(金)~4月22日(水)に、POSレジ導入企業/店舗の従業員を対象に実施した、WEBアンケート(アルバイト/パートは除く)。有効回答数は1,030サンプル(飲食業:135サンプル、小売業:428サンプル、サービス業:413サンプル)。
お問い合わせ先
株式会社リクルートテクノロジーズ PR事務局 池田(イケダ)・大澤(オオサワ)・大畑(オオハタ)
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