リクルートテクノロジーズ、IoTソリューション開発に向けハードウェア製作の中国大手ODMウィングテック社と協働へ ~「AI×IoT・ロボティクス」の可能性を探るプロジェクト第二弾~
株式会社リクルートテクノロジーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:清水 淳、以下リクルートテクノロジーズ)は、2019年4月より、中国大手ODM(Original Design Manufacturing)(※)企業、「Wingtech Technology」(本社:中国上海、CEO:張 学政、以下ウィングテック社)と協働し、 IoTソリューション開発を推進していきます。
※委託者のブランドで製品を設計・生産すること
リクルートテクノロジーズ、ビジネス活用に向けたIoTソリューションの開発へ
リクルートテクノロジーズは、人材、住宅、旅行など、さまざまな領域のサービスを提供しているリクルートグループのビジネスを、ITの側面から進化させることをミッションとしています。
昨今、IT・テクノロジーなどのソフトウェア開発を主力の事業としているIT企業が次々にハードウェアを開発し、IoTで生活者に新たなサービスを提供する流れが加速しています。
そして、リクルートテクノロジーズにおいても、AI・機械学習API群『A3RT』とIoT・ロボティクスを掛け合わせたプロジェクト「A3RT × Robotics & IoT Solustons」(以下「ARISプロジェクト」)を2018年9月にスタート。独自のノウハウや技術を持つ企業と協働でR&Dを進めています。
現在リクルートテクノロジーズでは、例えば “店舗や会議室等さまざまな空間内の状態をリアルタイムに把握するソリューション" の実現を視野に入れたカメラを試作するなど、既に内製によるプロダクト開発の取り組みが進んでいます。それらプロダクトの本格展開を視野に、ウィングテック社と協働で開発を進めます。ウィングテック社は、2006年に中国で設立された大手ODM企業で、大手ブランドのスマートフォンやタブレット端末のほか、AIスピーカーなどのIoT製品の設計、生産を手掛けています。
これまでリクルートテクノロジーズが培ってきたAIなどのソフトウェア技術と、ウィングテック社が培ってきたハードウェア開発のノウハウを組み合わせ、新たなIoTソリューションの開発を目指します。
A3RTについて
A3RTは、「必要な最新テクノロジーをいつでも手軽に」というコンセプトのもとリクルートテクノロジーズのデータテクノロジーラボ部が開発を進めている、機械学習やディープラーニングを用いたソリューションAPI群です。これまではリクルートグループ内に限定して展開していましたが、2017年3月よりリクルートグループ外へ無料公開を開始しました。
社外への無料公開を通じ、AI技術活用の機会を増やし技術発展に寄与するとともに、より多くのフィードバックを得ることで精度を向上させることを目的としています。
▼A3RT公式サイト
https://a3rt.recruit-tech.co.jp/
▼A3RT公式Twitterアカウント
https://twitter.com/rtech_a3rt
◇ウィングテック社について
ウィングテックは、AI、IoT、スマートフォン、タブレット、スマートデバイス、ノートPC、自動車用電子機器などの開発、生産において、ODMとして多くのブランドメーカーを支えている企業です。2006年創業以来、設計から開発、部品調達、製造までのワンストップサービスに特化し、世界の80%以上の主な通信機器ブランドとの協力関係を築き、さらに強い関係を続けています。今年の4月に東京に現地法人「日本ウィングテック株式会社」を設立し、モノづくりのプロフェッショナルとして、日本向けの商品設計から開発、生産まで一貫としたODMサービスを提供していきます。
Webサイト:http://www.wingtech.com/en
お問い合わせ先
株式会社リクルートテクノロジーズ PR事務局(アウル株式会社内)
TEL:03-5545-3888 FAX:03-5545-3887 MAIL:https://www.recruit.co.jp/support/form/