リクルート『大学生の就職内定状況調査(2014年卒)』2013年 4月度[速報版]発表!
株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:水谷智之)のよりよい就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:岡崎仁美)は、リクルート就職活動モニターの大学生・大学院生を対象に調査を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
本件の詳細はこちらよりご覧ください。
20130425.pdf (631.6 KB)
1)卒業後の進路 就職志望率(※)(4月1日時点)
回答者のうち、4月1日時点の大学生全体の就職志望率は94.5%であった。
回答者のうち、4月1日時点の理系大学院生の就職志望率は97.6%であった。
※「就職志望率」は、当初就職意向者のうち、当該月1日時点での就職志望者(「民間企業に就職したい」「公務員として就職したい」「教員として就職したい」「医師・歯科医師・看護師として就職したい」「左記以外で民間企業ではない組織・団体に就職したい」のいずれかを選択した学生)の割合
2)就職活動の実施状況 就職活動実施率(※)(4月1日時点)
4月1日時点での就職志望者のうち、大学生全体の就職活動実施率は95.4%で、3月1日時点に比べ2.9ポイント下がった。また、前年同時点の95.8%と同水準であった。
4月1日時点での就職志望者のうち、理系大学院生の就職活動実施率は95.0%で、3月1日時点に比べ3.8ポイント下がった。また、前年同時点の95.6%と同水準であった。
※「就職活動実施率」は、当該月1日時点での就職志望者(「民間企業に就職したい」「公務員として就職したい」「教員として就職したい」「医師・歯科医師・看護師として就職したい」「左記以外で民間企業ではない組織・団体に就職したい」のいずれかを選択した学生)のうち、当該月1日時点で就職活動を実施している者の割合
3)内定(内々定)の状況 就職内定率(※1)(4月1日時点)
4月1日時点での就職志望者のうち、大学生全体の就職内定率は14.4%で、3月1日時点に比べ9.9ポイント上がった。また、前年同時点の13.6%と同水準であった。
・文理別では、文系13.4%、理系16.7%
・男女別では、男性15.6%、女性13.0%
・地域別(※2)では、関東16.8%、中部12.7%、近畿14.2%、その他地域・計11.0%
4月1日時点での就職志望者のうち、理系大学院生の就職内定率は23.1%で、3月1日時点に比べ17.9ポイント上がった。また、前年同時点の16.5%に比べ6.6ポイント高かった。
※1:「就職内定率」は、当該月1日時点(最終回3月は卒業時点)での就職志望者(「民間企業に就職したい」「公務員として就職したい」「教員として就職したい」「医師・歯科医師・看護師として就職したい」「左記以外で民間企業ではない組織・団体に就職したい」のいずれかを選択した学生)のうち、当該月1日時点(最終回3月は卒業時点)までに内定取得経験のある者の割合
※2:地域区分の内訳
関東=茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
中部=新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県
近畿=三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
その他地域・計=「関東」「中部」「近畿」以外
4)内定(内々定)の状況 内定の取得有無別の就職活動実施率(4月1日時点)
4月1日時点での就職志望者のうち、大学生全体の内定後就職活動実施率(※)は83.0%で、3月1日時点に比べ12.5ポイント下がった。また、前年同時点の80.6%に比べ2.4ポイント高かった。
就職志望者のうち内定未取得の大学生全体の就職活動実施率は97.5%で、3月1日時点に比べ1.0ポイント下がった。
4月1日時点での就職志望者のうち、理系大学院生の内定後就職活動実施率は80.8%で、3月1日時点に比べ7.1ポイント下がった。また、前年同時点の81.3%と同水準であった。
※「内定後就職活動実施率」は、当該月1日時点(最終回3月は卒業時点)までに内定取得経験のある者のうち、当該月1日時点(最終回3月は卒業時点)で就職活動を実施している者の割合
5)内定(内々定)の状況 内定取得社数と内定辞退率(4月1日時点)
内定取得者の4月1日時点までの内定(内々定)取得社数の平均は、大学生全体では1.57社、理系大学院生は1.48社であった。
大学生全体の内定(内々定)取得社数の内訳をみると、4月1日時点では、2社以上が30.1%で、3月1日時点に比べ8.5ポイント上がった。また、前年同時点の34.6%に比べ4.5ポイント低かった。
4月1日時点で内定(内々定)を取得している大学生全体の内定辞退率は21.7%で、3月1日時点と同率だった。また、前年同時点の21.5%と同水準であった。
4月1日時点で内定(内々定)を取得している理系大学院生の内定辞退率は25.2%で、3月1日時点に比べ11.0ポイント下がった。また、前年同時点の26.6%に比べ1.4ポイント低かった。
6)卒業後の進路 進路確定率(※)(4月1日時点)
回答者のうち、4月1日時点の大学生全体の進路確定率は2.7%で、3月1日時点に比べ2.4ポイント上がった。また、前年同時点の2.9%と同水準であった。
就職先が確定した学生は、大学生全体の2.3%で、すべて民間企業であった。
回答者のうち、4月1日時点の理系大学院生の進路確定率は4.8%で、3月1日時点に比べ4.2ポイント上がった。また、前年同時点の4.3%と同水準であった。
就職先が確定した学生は、理系大学院生の4.6%で、民間企業が4.5%であった。
※「進路確定率」は、当初就職意向者のうち、当該月1日時点(最終回3月は卒業時点)での進路確定者(「就職先が確定[民間企業]/[公務員]/[教員]/[医師・歯科医師・看護師]/[左記以外で民間企業ではない組織・団体]」「起業することが確定」「進学先が確定[国内の大学院、専門学校]/[留学]」「その他の進路が確定」「留年が確定」のいずれかを選択した学生)の割合
調査概要
調査目的:2014年卒業予定の学生について、
「1)就職志望率」「2)就職活動実施率」「3)就職内定率」「4)内定後就職活動実施率」「5)内定辞退率」「6)進路確定率」の推移を把握し、関係各位の参考に供する
調査方法:WEBアンケート
調査対象:リクナビ2014会員の大学生および大学院生から調査モニターを募集(※1)し、モニターに登録した2014年3月卒業予定の男女12,915人(大学生10,656人 大学院生[理系]2,047人)
※1:2012年11月13日~11月21日、2013年1月16日~1月20日に募集し、「卒業後の志望進路(複数回答)」の回答状況によって対象を抽出
調査期間:2013年4月2日~2013年4月9日
集計対象:大学生(※2):3,642人(回収率 34.2%)/大学院生[理系]:1,039人(回収率 50.8%)
※2:大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体について、実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「平成24年度学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行っている
▼就職みらい研究所について
http://data.recruitcareer.co.jp/
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