大学生の将来イメージ~大学生価値意識調査より~

株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:水谷 智之)のよりよい就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:岡崎 仁美)は、大学生の生活・価値観の実態を明らかにするため、大学1年生~4年生を対象に調査を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

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将来の明るさ

  • ●社会人になるころの社会が、「明るい」「やや明るい」の合計(以下、「明るい・計」)は16.7%で、「明るくない」「あまり明るくない」の合計(以下、「明るくない・計」)46.8%に比べ30.1ポイント低い。学年別では、大学4年生「明るい・計」が21.8%で、大学1~3年生に比べ6ポイント以上高く、学年間で差がみられた。
     
    ●自分自身の将来が「明るい・計」は36.1%で、「明るくない・計」27.9%に比べ8.2ポイント高い。学年別では、大学4年生「明るい・計」が45.0%で、大学1~3年生に比べ11ポイント以上高い。
     
    ●社会人になるころの社会が「明るい・計」と思っている大学生のうち、91.0%は自分自身の将来も「明るい・計」と思っている。一方、社会人になるころの社会が「明るくない・計」と思っている大学生のうち、53.3%が自分自身の将来も「明るくない・計」と思っている。しかし、18.9は自分自身の将来は「明るい・計」と思っており、社会人になるころの社会が「明るくない・計」からといって自分自身の将来も「明るくない・計」と思うわけではないということがわかる。


    将来の進路について考えるときの気持ち

    ●卒業後の将来の進路について考えるとき、「楽しい気持ち」「どちらかというと楽しい」の合計は23.5%で、「不安な気持ち」「どちらかというと不安」の合計58.3%と比べ34.8ポイント低い。
     
    ●「楽しい気持ち」「どちらかというと楽しい」と思う理由は、「新しいことをたくさん経験できそうだから」73.5%、「仕事を通して学べることが多そうだから」65.7%、「自分の可能性の広がりを感じられるから」64.1%であった。
     
    ●「不安」「どちらかというと不安」と思う理由は、「仕事に就くことができるかどうか(就職できるか)心配だから」81.0%、「社会・経済情勢が不安定だから」54.3%、「社会人になる自信がないから」48.9%であった。


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