働きたい組織の特徴(2018年卒)

株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林大三)のよりよい就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:岡崎仁美)は、大学生および大学院生の就職活動において、働きたい組織の特徴を明らかにするため、就職活動を行っている2018年3月卒業予定の大学4年生・大学院2年生を対象に、調査を実施いたしました。
このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

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大学生、大学院生の働きたい組織の特徴(2018年卒)

●大学生の働きたい組織として、支持している項目は、「18)A:仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」「2)A:安定し、確実な事業成長を目指している」「8)A:入社直後の給与は低いが、長く働き続けることで後々高い給与をもらえるようになる」「20)A:コミュニケーションが密で、一体感を求められる」「1)A:歴史や伝統がある企業である」の順であった。

● 大学院生の働きたい組織として、支持している項目は、「18)A:仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」「8)A:入社直後の給与は低いが、長く働き続けることで後々高い給与をもらえるようになる」「1)A:歴史や伝統がある企業である」「2)A:安定し、確実な事業成長を目指している」「20)A:コミュニケーションが密で、一体感を求められる」の順であった。

●「18)A:仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」の項目がすべての属性で8割以上となっており、最も支持される結果となった。特に大学生および大学院生の女性・理系では9割に達した。【P.3~12】

働きたい組織の特徴大学生(経年比較)

●「18)A:仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる/B:仕事と私生活は区別なく、一体として働ける」の項目は2018年卒においては、「A」「どちらかといえばA」の合計(以下「A・計」) を支持する割合がすべての属性で最も高い結果となっている。これは2014年卒から2018年卒の間では初めてである。また、2017年卒と2018年卒の比較において「A」「B」を支持する割合で見たとき、最も変化が大きいのがこの項目であった。

●「18)」の項目を経年比較で属性別に見ると、2017年卒と2018年卒で最も「A・計」の割合が上昇したのは、女性・理系で、「A」を支持する割合は17.2ポイントの上昇、「A・計」で12.9ポイント上昇した。

●「12)A:短期で成長できるが、体力的・精神的なストレスもかかる/ B:短期での成長はしにくいが、体力的・精神的なストレスがかからない」の項目が、2017年卒と2018年卒との比較において「A・計」「B・計」を支持する割合で見たとき、最も変化が大きかった。全体で「A」を支持する割合を見ると、4.1ポイント低下し、「A・計」では11.8ポイント低下した。

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