就職白書2018 -採用活動・就職活動編-
※2018年3月13日追記
P22「企業が採用基準で重視する項目と学生が面接等でアピールする項目」のグラフについて、項目名の不備がございました。
誤)「その企業への熱意」
正)「自社/その企業への熱意」
P22「企業が採用基準で重視する項目と学生が面接等でアピールする項目」の表組について、誤字がございました。
誤)「能力適正検査の結果」
正)「能力適性検査の結果」
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株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林大三)のよりよい就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:岡崎仁美)は、企業の新卒採用活動および学生の就職活動の実態を明らかにするため、全国の新卒採用を実施している企業と、就職活動を行った2018年卒業予定の大学4年生・大学院2年生を対象に、調査を実施いたしました。
このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
本件の詳細はこちらをご覧ください。
20180215_01.pdf (886.2 KB)
【2018年卒の新卒採用活動の総括】<企業>
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2017年12月時点での2018年卒の採用数は「計画通り」が31.5%で、「計画より若干多い」「計画よりかなり多い」を合わせた「採用数充足・計」は47.5%と、2017年卒より2.7ポイント減少した。
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2018年卒の入社予定者への満足度は、「非常に満足」「どちらかというと満足」の「満足・計」が59.1%と2017年卒より3.0ポイント減少した。
【2018年卒の就職活動の総括】<学生>
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民間企業を対象に就職活動を行った学生のうち、2017年12月時点で就職が決まっている「就職・計」は88.4%と、2017年卒の87.7%より0.7ポイント増加した。
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就職先が確定している学生の入社予定企業への満足度は、「非常に満足」「どちらかというと満足」の「満足・計」が83.4%となり、2017年卒の80.8%より2.6ポイント増加した。
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企業を選ぶときに最も重視した条件について、就職活動を開始した頃と12月時点で見る。
就職活動を開始した頃と12月時点ともに、重視した条件は「業種」「職種」「勤務地」の順で高かった。開始した頃と12月時点との差を見ると、最も増加したのは「一緒に働きたいと思える人がいるかどうか」で(6.1ポイント)、最も減少したのは「業種」(-7.9ポイント)であった。
【2019年卒以降の新卒採用活動の展望】<企業>
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2019年卒の採用の見通しについて尋ねると、全ての項目において「変わらないと思う」が最も高かった。「増えると思う」が他の項目と比較して最も高かったのは『新卒採用コスト』(36.7%) で、次いで『新卒採用に係るマンパワー』(35.1%)であった。
- 採用数が満たなかった場合の対応について、2019年卒では「求める人材レベルは下げない」が51.5%で、2018卒に比べ2.5ポイント増加した。
- 2019年卒の採用方法・形態の実施予定について、「職種別採用」(63.6%)が最も高く、次いで「通年採用」(26.3%)、「コース別採用」(26.0%)の順であった。2018年卒からの増加幅の大きいものは順に「通年採用」「地域限定社員の採用」「コース別採用」「採用直結と明示したインターンシップからの採用」であった。
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新卒採用活動におけるAI(人工知能)の導入について、「導入している」は0.4%であった。一方で、導入の検討有無については、「検討している」が7.5%、「検討していない」が49.6%、「わからない」が42.9%であった。従業員規模別に見ると、5000人以上企業では「検討している」が23.4%であった。
本件の詳細はこちらをご覧ください。
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