就職プロセス調査(2021年卒)「2020年5月15日時点 内定状況」 就職内定率は49.2%、5月1日時点比+3.5ポイント。対面での採用活動は引き続き制限も、理系を中心に動き出す

株式会社リクルートキャリア( 本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 佐藤 学) のよりよい就職・採用のあり方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。
このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

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文系・理系で選考の進捗状況が異なる。Web選考のみで内定まで進むケースも

5月15日時点の大学生(大学院生除く) の就職内定率は49.2%(+3.5ポイント)※1と5月1日時点と比べ少し高くなりました。新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の影響から引き続き企業の対面での選考が制限され、選考が進んでいない様子がうかがえます。しかし、文理別に5月1日時点と比べると、文系は41.4%(+1.7ポイント)なのに対し理系は67.1%(+7.7ポイント)。理系で内定取得が動き出している様子が見られます。5月1日から5月15日時点までの各活動の実施率を見ると、文系は「エントリーシートなどの書類を提出した」(50.2%)が最も高く、理系は「Web上での面接を受けた」(38.1%)が最も高い結果となりました。また、文系と理系では「エントリーシートなどの書類を提出した」や「適性検査や筆記試験を受けた」の差が大きいことから、文系よりも理系の選考の進捗が早い様子が見受けられます。ゴールデンウィーク明け頃から、最終面接までWeb選考で行うことを決めた企業が増え始め、選考が進んでいた理系学生への内定出しが行われたと考えられそうです。また、緊急事態宣言が解除になった地域も多く、企業は採用活動を再開する案内を始めています。引き続き6月1日時点以降の数値には注意が必要です。
※1()内数値は5月1日時点との差

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