就職プロセス調査 (2021年卒)「2020年12月1日時点 内定状況」就職内定率は93.4%、前回差+4.7ポイント。前年同月差は-2.0ポイント
株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 学)のよりよい就職・採用のあり方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
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就職内定率、進路確定率は例年並みの水準に近づく。内定取得には継続した活動が必要
12月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は93.4%(-2.0ポイント)※2と20年卒と比べ低くなりましたが、例年並みの数値となったと見てよいでしょう。10月1日時点から12月1日時点まで内定率の増加は続いており、前回差は+4.7ポイントで、文理、男女など属性別に見てもそれぞれ90%を超えました。特に女性は前回と比べて7.2ポイント増加しており、10月には低かった文系、女性についても例年並みの水準に戻っていることが分かります。学生の進路確定率を見ると89.2%とこちらも例年通りの水準となりました。新型コロナウイルス禍での就職活動はさまざまな変化があり、業界・企業によって傾向に違いはありますが、採用継続企業も多く、継続して活動していた学生が内定を取得したと見ることができます。しかし一方で、引き続き苦戦している学生もいます。参考値ではありますが、11月中に内定を取得した学生と内定未取得学生を比較すると、各活動の実施率に差があります。11月中に内定を取得した学生は内定未取得学生と比べ11月末までのエントリー・面接など各活動の実施率が全体的に高いことが分かります。また、キャリアセンターへの相談も11月中に内定を取得した学生の方が高いことが分かりました。最近では経済産業省が採用継続企業を公表するなど、雇用維持に向けて産官学が引き続きさまざまな支援を行っておりますので、あきらめずに活動を続けていきましょう。
※ 1 内々定を含む
※ 2 ( )内数値は前年同月差
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