価値創造の源泉となる「人」を育てる

1960年に求人広告の出版社として創業し、新聞広告と人材領域に新たなビジネスモデルを導入して以降、リクルートグループは時代に即した事業展開を行い、社会に新しい価値を提供し続けることで成長してきました。

現在は、クライアント・ユーザー双方へのチャネルを活かし、双方の潜在ニーズを喚起すること、ベストマッチングの追求によりクライアント・ユーザー双方の最終満足度を高めること、そしてマーケットの「不」(不満、不便、不安)を解消することで社会への新しい機会を提供することがリクルートのビジネスモデルとなっています。

このビジネスモデルを支え、新しい価値=イノベーションを生み出す源泉となるのは、従業員一人ひとりの起業家精神と圧倒的な当事者意識だとリクルートグループは考えています。常に一人ひとりが社会と向き合い「あなたは、どうしたい?」と自ら問いかける企業文化があります。若いうちから意欲と提案次第で大きな仕事の機会が与えられるのがリクルートグループの特長の一つです。リクルートグループは、個の可能性に期待し合う「場」として、働く従業員の起業家精神、圧倒的な当事者意識を引き出すためのさまざまな機会を設けています。

グループ横断で新たな価値を生みだす、新規事業提案制度「Ring」

Ringとは、リクルートグループ会社従業員を対象にした新規事業提案制度です。
『ゼクシィ』『R25』『スタディサプリ』など数多くの事業を生み出してきた新規事業制度は、1982年に「RING」としてスタートし、1990年「New RING」と改定、そして2018年「Ring」にリニューアルしました。リクルートグループの従業員は誰でも自由に参加することができ、テーマはリクルートグループの既存領域に限らず、ありとあらゆる領域が対象です。リクルートグループにとって、Ringとは「新しい価値の創造」というグループ経営理念を体現する場であり、従業員が自分の意思で新規事業を提案・実現できる機会です。

新たな価値向上に貢献したイノベーション事例を全社で表彰「FORUM」

リクルートグループには、グループ横断で最も優れた最新ナレッジを共有する一大イベント「FORUM」があります。
リクルートグループが掲げる「グローバルNo.1」を実現するためには、各々がプロフェッショナルなスキルを高めることが必要との考えのもと、新規性と汎用性が高い最新の取組みを全社で共有し、リクルートグループ全体で「新しい価値の創造」と「個人の成長の加速」を目的としています。専門性ごとに分けられた以下の4つの部門(顧客接点部門、テクノロジー部門、商品開発・改善部門、経営基盤部門)において、選び抜かれた案件のプレゼンテーションや外部ゲストを招いたパネルディスカッション等が行われ、グループ内で広く周知されます。