講演会スタート。障がいって?どんなことに不便を感じるの?
2022年11月14日、小田島理恵選手が東京未来大学みらいフリースクールで車いすバスケの体験会を行いました。小学生~中学生までが参加、前半は40分間の講演会を行いました。
小田島選手のこれまでの生い立ちや、実際に段差を使って車椅子を使う人が日常的にぶつかる壁についても実演を行いました。40分間という時間でしたが、全ての子どもたちが集中力を切らすことなく、真剣に話に聞き入る姿が印象的でした。
障がいの有無に関わらず楽しめるパラスポーツの面白さを体感
後半は実際に車いすに乗り体験会を実施しました。初めは乗ることに積極的ではない子もいましたが、少しずつ体験したり、体験する人を見たりすることで興味を持ち、最後は積極的に参加をしてくれるようになりました。往復の体験やドリブルの練習までは見ていた子も、最後の試合となると参加を決意してくれて、両手を大きく上げてディフェンスする様子も見られました。
後日、児童生徒の皆さまから感想をお送りいただいたので一部ご紹介します。 「車いすバスケとても楽しかったです! ふつうのバスケより楽しくて面白かったです!動きさえ覚えてしまえば小学校や中学校の体育でやってもいいかもと思いました!」 「みんなと楽しくできる運動ができてうれしかったです!」 「ケガをしている人でもそうじゃない人も楽しめるんだなと思いました。楽しい時間をありがとうございました」
特別授業を振り返り、小田島選手はこう話します。「この数時間で子どもたちが変わっていく姿を見られて、非常にうれしかったですし、何事も初めの一歩が勇気のいることなので、これからも今回のように苦手な意識があったとしても勇気を持って一歩踏み出してくれたらと思います」
今回はフリースクールでの体験会でしたが、パラリングでは、体験の事前事後学習にもご活用いただける教材(「パラスポーツVR動画編」「パラアスリートの生き方編」)の提供も行っております。
教材の無償提供については、下記ご案内よりご確認ください。
『考え方を変える=パラダイムシフト』で『つながりの輪を広げる』パラリングは、これからも障がい者理解のためのプログラムを通して誰もが自分らしく生きる社会づくりに貢献します。
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株式会社リクルート パラリング 事務局
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パラリングとは?
「パラリング」とは「パラダイムシフト(考え方の変化)」と「リング(輪)」の造語で、障がい者理解を広めていくリクルートの活動です。リクルートは障がいの有無に関わらずそれぞれが活躍できる社会の実現を目指して活動をしています。