実施事例2
『WORKFIT』で出会う仲間の存在が、
応募や面接に向き合う勇気をくれる
まつど地域若者サポートステーション
まつど地域若者サポートステーション
「まつど地域若者サポートステーション」では、『WORKFIT』のプログラムのうち、具体的に就職活動を行っている段階の人たち向けの「4daysグループワーク」を積極的に活用しています。
ワークを通じて横のつながりが生まれ、安心・自信に・・
対象は実際の求人に応募したり、面接を受けたりするフェーズの人たちですが、「応募数などの行動量が少ない」「履歴書の自己PR欄の作成に苦戦している」「面接で上手く話せない」といった悩みを抱えていることも。そのため、就職活動の具体的なやり方や実際に行動するうえでのヒントを学ぶ場としてこのプログラムを案内しています。
『WORKFIT』の利点は、グループワークが多く参加者主体で学ぶ形式であること。ワークを進めるうちに段々と参加者同士で打ち解けていき、ともに就職活動に取り組む仲間として横のつながりが生まれます。グループで情報交換をしたり、他者からの客観的な意見をもらったりする機会が増え、それが安心・自信となって前向きに就活に取り組みやすくなっているように感じますね。
先生ではなくファシリテーター 参加者の気づきを応援する立場
私たちが工夫しているのはプログラム単体で考えるのではなく、その他の就活イベントや支援の機会を絡めてスケジュールを組むこと。例えば、就職説明会の前後に『WORKFIT』のプログラムを受講できるようにすると、学んだことをすぐに実践できますし、実体験をもとに学ぶこともできます。4日間の合間に面談を設定して、宿題の進捗やフォローをすることも。このように学びと実践を繰り返せるようにプログラムを活用すると、参加する皆さんも手応えを感じやすいようです。
また、私自身にとっても、『WORKFIT』は支えになりました。以前は誰かに何かを教えるなんて、恐れ多いことだと思っていたんです。でも、『WORKFIT』において私たちは先生ではなくファシリテーター。参加者の自律的な気づきや学びを応援・見守るというコンセプトに共感しましたし、そのための研修や資料が充実していたからこそ、私も安心して今の役割をスタートできたと思います。
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WORK FITとは
WORK FIT(ワークフィット)とは、リクルートが提供する、就労支援プログラムの名称です。
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WORK FITのプログラム
受講する人の抱える課題に合わせ、就労支援、キャリア教育のプログラムをご用意しています。
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WORK FITを実施したい方へ
就労支援を行っている団体、地域若者サポートステーション(サポステ)や大学(キャリアセンターなど)の皆さまにプログラムを活用していただけるよう、ファシリテーターの育成に取り組んでいます。
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参加団体
全国の就労支援団体や大学に、WORK FITのプログラムをご利用いただいています。