事業推進(HR中途領域) HR領域事業戦略推進室
中途領域事業戦略推進部
AP領域企画1グループ
篠田 真央 Mao Shinoda

戦略策定から実行まで携わりたい。
戦略の緻密さや多様な戦略を描ける点も魅力。

どのような魅力と可能性を感じて、リクルートを選んだのでしょうか?

前職のコンサルティング会社では流通業界のお客様を担当し、短期・中長期の事業戦略、システムの要件定義など、戦略策定における幅広い経験を積ませてもらいました。しかし実行フェーズには携われないことが多く、戦略の振り返りができないことにもどかしさを感じるように。そのため、戦略策定~実行のPDCAを回していくことができる事業会社への転職を考えるようになりました。事業会社なら自社のビジネスに深く入り込んで戦略を立てられることはもちろん、実行フェーズまで携わることができ、現場やマーケットの反響に合わせて戦略をアジャストしていくことができる。私の目指すキャリアを実現できると思ったのです。
そして、数ある事業会社の中でもリクルートは「意思決定に関わる検討事項の粒度が細かく、事業戦略について考え抜かれている」という評判を聞いており、以前から興味を持っていました。
また、リクルートの時価総額は、国内のITサービス企業において最上位グループに位置しています。そのため、マーケットや業界を牽引していけるような大規模な施策にも携われると考えたのが、入社を決めた最大のポイントですね。

事業全体の戦略を策定し、推進していく。
幅広い業務に主体的に携わることができる。

仕事内容とミッションについて教えてください。

私が所属する事業戦略推進室は、プロダクト開発や営業を含めた事業全体の戦略を策定し、推進していくという役割を担っています。担当業務は非常に多岐にわたっており、具体的には顧客・市場分析、中長期の事業計画・戦略の策定、プロダクト開発組織や営業組織を巻き込んだ実行フェーズのプロセス設計、収支管理やモニタリングなどを行っています。もちろん必要な起案・承認のプロセスを踏む前提ではありますが、「何を課題と設定するのか」「どのような打ち手に落とし込むのか」といったことは個々に任されています。上長や関係各所と一緒に検討しながらブラッシュアップしていく中で、主体者となって本質的な課題を見つけ、戦略に落とし込んで形にしていく経験はとても勉強になりますね。

私は入社直後から『タウンワーク』を担当しており、コロナ禍で契約顧客を維持するための施策や、複雑化した商品ルールを統一し、営業部隊が把握しやすいルールブックや一覧表を作成する施策などに携わってきました。対顧客に向けた施策だけでなく社内に向けた施策も手掛け、多様な経験ができています。

営業部隊と連携し、施策の解像度を高めていける。
PDCAを回す中で手触り感のある成果を実感!

仕事の面白みについて教えてください。

入社前のイメージ通り、実行フェーズに関われることで戦略のPDCAが回っていくことが非常に面白いです。また、営業現場と近い距離で生の声を聞けるため、初期の課題設定フェーズから現場のリアルを踏まえた戦略設計ができることも、リクルートで働く面白みのひとつですね。

まずはデータから課題設定を始めるのですが、データだけではわからないことも多い。そこで、直接顧客と対峙している営業の仲間にヒアリングを行うことで、データだけでは見えない課題が拾えたり、解釈の精度を高めたりできるのです。また、データから立てた仮説の答え合わせになることもあり、仮説と現場の声がピタッとはまった瞬間には面白さを感じます。
実行フェーズでは、プロダクト開発組織や営業組織と連携し、モニタリングしながら施策を推進します。自分が主体となって立てた施策が現場で実行される際には「課題は本当に正しいのか」「課題に対して筋のいい打ち手にできているのか」「財務インパクトを出せるのか」とドキドキしますが、数字や反響という結果となって表れる瞬間にはとてもやりがいを感じますね!
逆に、想定よりも結果が出ない場合にはあらためて課題を検討し、施策をアジャストしていくことができます。トライアンドエラーでチャレンジを重ねることができるのは事業会社ならではの醍醐味だと思いますし、実行・改善のスピード感が非常に速いこともリクルートならではの魅力だと感じます。

現場の声を集め、かつてない大胆な戦略を企画。
事業にインパクトを生み出す喜びを味わった。

これまでの経験の中で印象に残っているエピソードを教えてください。

入社1年目に携わった『タウンワーク』の、コロナ禍におけるクライアント支援を目的とした施策です。当時新型コロナウィルスの流行で、クライアントの経営状況も不安定なところが多く、先行きの見えない環境でした。そんな中、短期的な自社の売上増だけに目を向けるのではなく、将来景気が回復した時にまたクライアントの支援ができる状態にしておくことを優先しよう、と事業の方針が決まり、契約社数を維持するための施策を担当しました。

まずはクライアントの今のニーズを正しく理解することから。前年度の売上分析やマーケット分析した上で、営業部隊へのヒアリングや、顧客アンケートを実施しました。すると、大幅にコストダウンしたいという強いニーズがあることに加え、想定以上に長期掲載のニーズがあることもわかってきました。当時の『タウンワーク』は掲載期間が1週間の商品のみだったのですが、長期掲載を前提として更に低価格で掲載したい、というニーズがあったのです。
そこからは、従来の商品をより低価格で提供することに加え、長期掲載を前提とした場合に更なる低価格での提供が実現できないか、投資回収の試算を実施。掲載期間の選択肢を増やし、それぞれ適正価格を導き出していきました。過去に例のない大幅な価格変更だったのですが、役員に向けて「リスクはあるが、長期視点の施策として投入する意義がある」と説明した結果、合意を得ることができました。
大幅な価格変更であり、社内の営業部隊から社外の代理店まで含めれば数千人規模を巻き込む戦略であるため、実行が決まった際には「本当に成果を出せるだろうか」という不安も感じました。しかし、実行フェーズに入ってからは順調に契約社数がアップ。そして施策開始の一年後、売上は増収し、自分の携わった施策が事業にインパクトを与える面白さや、クライアントの力になれている実感を得ることができました。

リクルートの事業において、営業部隊の力は大きな強みとなっていますが、現場の最前線に立つ彼らの声を直接聞けることは、戦略を策定するフェーズにおいても大きな強みだと感じます。あらためて、仮説ベースだけではなく、現場に根ざした施策を行うことの重要性を体感できましたね。

トライさせてくれるだけでなく、
協力してくれる環境があるから
成果に繋がる戦略を立てることができる。

リクルートで働く魅力と、今後の目標について教えてください。

リクルートは主体者として意思決定できることの幅が広く、かつ、きちんと筋が通っていればやりたいことにトライさせてくれる風土です。しかし、決して一人で進めていくわけではなく、周囲には同じ目的をもって、前向きに協力してくれる仲間がいます。企画で悩んだ際には上長が壁打ち相手になってくれますし、部署をまたいで相談・連携ができる環境があることは、リクルートの大きな魅力です。営業、プロダクトマネージャーにとどまらず法務、審査、経理などの人たちも声を掛ければすぐに相談に乗ってくれて、積極的に意見を出して協力してくれる。専門性の高い仲間と一つひとつ検討を重ねるため、当然さまざまな観点の疑義が発生します。戦略を設計し、実際に実行するまでのハードルは高いですが、だからこそ精度の高い戦略を立てることができ、成果に繋がっているのだと感じています。
事業推進の仕事は、求職者や企業の声を直接伺う機会は多くありません。けれど『タウンワーク』をはじめ、リクルートのプロダクトはユーザー数が非常に多いため、施策を投じた際の反響も大きく、そこに手応えを感じます。例えば、求人広告を掲載していただく企業が増えることでも「自分の仕事がちゃんと社会に役立っている」と実感できますね。

今後は中長期のテーマに対し、自ら課題を設定するところから挑戦してみたいです。まずは、更に高いレベルの戦略策定と推進ができるようになりたい。事業推進の仕事には“参謀”的な要素があるので、バイネームで指名されるような参謀になりたいと思います。企業と求職者、双方に喜んでもらえる事業をつくっていけるような存在になることが目標です。

記載内容は取材当時のものです。

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