新規事業・
ナレッジマネジメント

日常の違和感や自らの好奇心を
新しい価値の創造へつなげる

リクルートでは、環境変化を捉え、社会に対する価値を追求し続けることが、個と組織の成長の源泉となっています。
そのために、一人ひとりの好奇心や違和感からアイデアが生まれ、発露し、チームで磨かれて価値に昇華するための機会を用意しています。
日常の自分の仕事のなかで生まれるナレッジも、仕事以外の場面で生まれるアイデアも、どちらも大切な価値の源泉です。

新規事業立案制度(Ring)

Ring(リング)とは、40年以上続く「新規事業の提案制度」です。入社1年目でも、事業開発経験がなくても、自分の自由意思で応募できます。
起案リーダーがリクルート従業員であれば、社外の方もメンバーとして参加できます。
一人ひとりが発見した身の回りの「不(不安や不満、不便)」を起点に、社内外の有志のメンバーが集い、事業プランに仕立て上げていきます。
最終段階では、経営層に直接プレゼンする機会があります。

  • 新規事業起案件数

    636件/年間
  • 年間応募者数

    798人/年間
  • 年間応募者数(社外)

    140人/年間
  • 一次審査通過

    30件/年間
  • 二次審査通過

    4件/年間

※ 2024年3月末時点

Ringの流れ

  1. 1

    プラン提出

    従業員の前でプレゼン、社長・役員審議の上グランプリ決定
  2. 2

    一次審査

    各募集テーマごとに役職者が複眼で書類審査
  3. 3

    二次審査

    新規事業開発室にて選考実施
  4. 4

    最終審査

    社長・役員等に直接プレゼン、事業化検証案件が決まる
  5. 5

    AWARD(グランプリ)

    従業員の前でプレゼン、社長・役員審議の上グランプリ決定
  6. 6

    MVP~Beta

    ステージゲート制で事業化を検証
  7. 7

    部門化

    全社戦略とも合致した際に部門化

審査を通過した事業の一例

  • knowbe
  • termhub
  • エリクラ
  • カーセンサー
  • スタディサプリ
  • ゼクシィ
  • Alumy
  • Tempodas

既存事業・部門の変革(Ring Dash)

Ring Dash(リングダッシュ)とは、2021年に新設された、250文字×3項目だけで気軽に提案ができる制度です。
全く新しい領域の「新規事業」を提案するRingとは異なり、既存事業や部門に対して「改善案」を提案できる機会となっています。
応募は通年で受け付けており、半期に一度審査が行われます。
自部門の取組・成功体験を他部門へ展開したり、日頃の業務で感じている課題や、
自身がひとりのユーザーとして体験した「不」に対する改善提案を通じて、既存部門の当たり前を越えた「新しい価値の創造」を目指します。

  • 提案件者数

    567
  • 提案件数

    649
  • 提案者自身の所属とは異なる
    部門への提案数

    362
  • 書類通過

    74
  • 面談通過

    21

※2024年3月末時点

Ring Dashの流れ

  1. 1

    エントリー

    身の回りの「不(課題)」を起点に事業プランを起案
  2. 2

    書類審査

    各募集テーマごとに役職者が複眼で書類審査
  3. 3

    提案先部門と面談

    提案者自身が提案先部門にアイデアをプレゼン
  4. 4

    アイデアの実行/検討

    提案先部門もしくは提案者のいずれかが主体者となって検討スタート

ナレッジマネジメント(FORUM)

グループ横断で日常の仕事の中から生まれた「新規性と汎用性が高い最新のイノベーション事例」を全社で共有・賞賛する一大イベントです。
専門性ごとに分けられた以下の4つの部門(顧客接点、テクノロジー、商品開発・改善、経営基盤)において、
選び抜かれた案件のプレゼンテーションや外部ゲストを招いたパネルディスカッション等が行われ、プレゼンテーションは、
その後いつでも動画プラットフォームで視聴可能です。
社内外の有識者を巻き込んでの質疑応答会やオンラインコミュニティなどのインタラクティブな場を設置する等、
特別コンテンツも毎年アップデートしています。

  • [顧客接点部門]TOPGUN
  • [テクノロジー]部門ENGINE
  • [商品開発・改善部門]GROWTH
  • [経営基盤部門]GUARDIAN

FORUMから次のイノベーションへ

FORUMから次のイノベーションのサイクル 1.プレゼンテーションや動画を視聴 2.スキルアップのアフタープログラム 3.自分の日々の仕事で実践 4.イノベーティブな仕事の創出 5.エントリー~審査 6.専門組織とナレッジに昇華しFORUMでの共有

日常の仕事をイノベーションに繋げる厳選・最新ナレッジが共有される機会

日々の仕事で生まれた成果に対して、「他者でも再現できるナレッジは何か?」を型化して共有するカルチャーが、リクルートには根付いています。
事業領域・組織ごとにグッドプラクティス賞やアワード発表などが各月~半期単位で行われており、
そのなかから厳選された案件が集約され、社内・社外の審議員によって選ばれたうえで、FORUMの場で共有されます。
登壇者には、賞金200万円/案件が贈呈され、ナレッジマネジメント組織であるリクルート経営コンピタンス研究所メンバーの伴走を通じて、
仲間の新たな価値創造への刺激を創りあげていきます。

400件以上のナレッジにいつでも誰でもどこでもアクセスできる。

プレゼン動画だけでなく、FORUMで発表されたナレッジを、より具体的なスキルや活用フレームにして提供する「TOPGUN SEMI(顧客接点向け)」「DEEP DIVE SEMI(プロダクトマネージャー、事業開発向け)」などの研修やワークショップ、
自分の仕事をイノベーションに高める課題昇華型プログラム「TOPGUN CHALLENGE(顧客接点向け)」など、
共有されたナレッジを自分の仕事で実践するためのアフタープログラムや機会も充実しています。

  • 過去蓄積ナレッジ数

    383
  • 年間視聴数

    延べ 15,000

※ 2024年3月末時点