2024.12.13飲食
コロナ5類移行後2度目の忘・新年会への参加回数 増加派が減少派を上回り、堅調に回復の見込み 予算は1回当たり平均4,896円で、3年連続で過去最高額を予測
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株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」(https://www.hotpepper.jp/ggs/)は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする2021年11月度の「外食市場調査」を実施しましたので調査結果をご報告いたします。
概況
2021年11月の外食市場規模は2389億円(前年同月比 -115億円・東名阪3圏域計)
外食市場規模は前年同月比95.4%、2019年比では70.4%
「居酒屋」等の市場規模が前年超え、外食単価はコロナ禍前比でもプラス
1.外食市場規模は前年同月比95.4%、2019年比70.4%。外食単価が前年&2019年の実績超え
2.「居酒屋」等4業態の市場規模が前年比プラス。飲酒主体業態・計は前年比107.8%
2021年11月の外食市場規模は、3圏域合計で2389億円。前年同月比(以下、前年比)は-115億円。市場規模は前年比マイナスだが、マイナス幅は前月(前年比-413億円)より縮小し、コロナ禍前の2019年11月比では70.4%と、前月(2019年比67.3%)よりマイナス幅が縮小した。外食単価(2,604円)は前年(2,502円)どころか、2019年(2,562円)をも超え、市場規模の回復を後押しした。食事主体業態・計(前年比93.0%、2019年比75.8%)、飲酒主体業態・計(同107.8%、同63.1%)は前月より改善傾向、軽食主体業態・計は逆に悪化した。主要16業態では「居酒屋」「スナック、ナイトクラブ、キャバレー」「カラオケボックス」等の市場規模が前年比プラスで、感染状況が落ち着いているうちに早めの忘年会を実施する動きを含め、飲酒主体業態の好調が市場規模のマイナス幅縮小に寄与した。
● 2021年11月の外食(※1)実施率は 62.8% (前月比増減 +2.8pt、前年比増減 -1.8pt)
● 2021年11月の外食頻度(※2)は 3.61回/月 (前月比増減 +0.07回、前年比増減 -0.19回)
● 2021年11月の外食単価は 2,604円 (前月比増減 +149円、前年比増減 +102円)
● 2021年11月の外食市場規模(※3)は 2389億円 (前月比増減 +275億円、前年比増減 -115億円)
※1 外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で行った外食を対象としており、圏域外で行った外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む
※2 外食頻度:外食実施者の1カ月あたりの平均外食回数
※3 外食市場規模:各圏域の当該年齢人口(2020年4月から2021年3月までH30年人口推計、2021年4月からR1年人口推計)×外食実施率×外食頻度×外食単価で算出
(参考)基準人口(前年度比)は、3圏域・計:-0.7%、首都圏:-0.4%、関西圏:-1.3%、東海圏:-0.7%
● 外食実施率は、首都圏:62.5%(前年比増減 -0.5pt)、関西圏:62.6%(同 -4.2pt)、東海圏:64.4%(同 -2.4pt)
● 外食頻度は、首都圏:3.77回/月(前年比増減 -0.12回)、関西圏:3.54回/月(同 -0.26回)、東海圏:3.14回/月(同 -0.34回)
● 外食単価は、首都圏:2,691円(前年比増減 +146円)、関西圏:2,608円(同 +41円)、東海圏:2,216円(同 +12円)
● 外食市場規模は、首都圏:1477億円(前年比増減 +18億円)、関西圏:635億円(同 -92億円)、東海圏:277億円(同 -41億円)
● 業態別の市場規模は、「ファミリーレストラン、回転すし等」(前年比増減 -32億円)、「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」(同 -21億円)等主要16業態中11業態で前年を下回ったものの、「居酒屋」(同 +26億円)や、「スナック、ナイトクラブ、キャバレー」(同 +13億円)、「カラオケボックス」(同 +10億円)、「お好み焼き、鉄板焼き等の専業店」(同+1億円)の4業態では前年を上回った。
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