2024.12.13飲食
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株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約5,600人を対象とする2022年4月度の「外食市場調査」を実施しましたので調査結果をご報告いたします。
1. 外食市場規模は5カ月連続で前年同月超え。前年同月比 152.9%、2019 年同月比 71.8%
2. 主要全16業態で2カ月連続して市場規模が前年超え。飲酒主体業態・計は前年比2倍の伸び
2022年4月の外食市場規模は、3圏域合計で2460億円。前年同月比(以下、前年比)は+850億円。市場規模は5カ月連続で前年比プラスとなり、コロナ禍前の2019年同月比は71.8%と、前月(2022年3月)の同58.5%よりマイナス幅が大幅に改善した。外食実施率・頻度・単価の3指標ともに前年比で大きく伸び、特に単価(2,579円)においては、2019年同月比で99.1%とほぼコロナ禍前の水準に戻している。食事主体業態・計(前年比139.8%)、飲酒主体業態・計(同197.5%)、軽食主体業態・計(同150.5%)と、どの中分類でも前年比は大幅にプラス。主要16業態では2カ月連続して全業態で市場規模が前年比プラスで、前年比の伸び幅が特に大きい業態は「居酒屋」(前年比+249億円)、「和食料理店」(同+118億円)等。「居酒屋」の市場規模前年比は200.4%、コロナ禍前の2019年同月比は65.8%。
● 2022年4月の外食(※1)実施率は 64.4% (前月比増減 +3.6pt、前年比増減 +13.0pt)
● 2022年4月の外食頻度(※2)は 3.72回/月 (前月比増減 +0.20回、前年比増減 +0.36回)
● 2022年4月の外食単価は 2,579円 (前月比増減 +99円、前年比増減 +273円)
● 2022年4月の外食市場規模(※3)は 2460億円 (前月比増減 +314億円、前年比増減 +850億円)
※1 外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で行った外食を対象としており、圏域外で行った外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む
※2 外食頻度:外食実施者の1カ月あたりの平均外食回数
※3 外食市場規模:各圏域の当該年齢人口(2020年4月から2021年3月までH30年人口推計、2021年4月から2022年3月までR1年人口推計、2022年4月からR2年国勢調査人口)×外食実施率×外食頻度×外食単価で算出
(参考)基準人口(前年度比)は、3圏域・計:-1.7%、首都圏:-1.3%、関西圏:-2.1%、東海圏:-2.4%
● 外食実施率は、首都圏:64.1%(前年比増減 +12.6pt)、関西圏:64.3%(同 +16.3pt)、東海圏:65.7%(同 +8.6pt)
● 外食頻度は、首都圏:3.88回/月(前年比増減 +0.35回)、関西圏:3.55回/月(同 +0.40回)、東海圏:3.45回/月(同 +0.38回)
● 外食単価は、首都圏:2,683円(前年比増減 +292円)、関西圏:2,598円(同 +354円)、東海圏:2,111円(同 +45円)
● 外食市場規模は、首都圏:1534億円(前年比増減 +520億円)、関西圏:638億円(同 +265億円)、東海圏:288億円(同 +65億円)
● 業態別の市場規模は、「居酒屋」(前年比増減 +249億円)、「和食料理店」(同 +118億円)、「フレンチ・イタリアン料理店」(同 +86億円)等主要16業態全てで前年同月を上回った。
● 「居酒屋」(延べ回数 +687万回、単価 +91円)、「和食料理店」(延べ回数 +222万回、単価 +397円)、「フレンチ・イタリアン料理店」(延べ回数 +138万回、単価 +708円)等は延べ回数・単価ともに前年比で増加した。
調査方法:インターネットによる調査 /調査時期:2022年5月2日(月)~2022年5月16日(月)/
調査対象:首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏:90分圏、関西圏:80分圏、 東海圏:60分圏の市区町村に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)/
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