「成長実感を得ることは重要」と約8割は考えているものの、うち半数は得られていない 成長実感を得られているかは、キャリアやスキル獲得に向けた“行動”との関係が深い
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)は、「就業者の転職や価値観等に関する実態調査2022」を実施しました。今回、調査結果の一部を第3弾としてまとめましたので、ご報告いたします。
「就業者の転職や価値観等に関する実態調査2022」第3弾
調査結果のTopics
成長実感についての考え
- 「成長実感を得ることは重要だと思う」と考えている人は、約8割。
- 成長実感を得られている人と得ていない人は、両極化している。
成長実感と「勤務先」との関係について
- 「勤務先の満足度が高い」人は、成長実感を得ている割合が高い。
- 成長実感を得ることは重要と思っている人のうち、成長実感を得ている人は、勤務先の各項目の中で、特に、「成長機会」「将来のキャリアの見通し」「上司」「学習機会」の4項目で成長実感を得ていない人よりも満足度が高い。
成長実感と「キャリアに対する考え」との関係について
- 成長実感を得ている人は、「自分なりのキャリアビジョンを持っている」「自分の専門性について定期的に棚卸しをしている」「自分の市場価値を知っている」と回答している割合が、成長実感を得ていない人よりもが高い。
成長実感と「スキル・知識」との関係について
- 成長実感を得ている人は、「勤務先以外でも通用するスキルや知識習得を身に付けている」と回答している割合が、成長実感を得ていない人よりも高い。
成長実感と「社会人基礎力・学び」との関係について
- 成長実感を得ている人は、社会人基礎力の12項目のうち、「主体性」や「実行力」があると回答している割合が高い。
- 成長実感を得ている人は、何かしらの「学び」を実践している割合が高い。
調査概要
- 調査方法
インターネット調査
- 調査対象
2022年3月時点での20~59歳の就業者
※2022年3月調査時点での就業形態が「正社員・正職員」
- 有効回答数
7804人
- 調査実施期間
2022年3月29日~30日
- 調査機関
マクロミル社