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外食市場調査(2022年12月度)

株式会社リクルート

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株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする2022年12月度の「外食市場調査」を実施しましたので調査結果をご報告いたします。

概況
2022年12月の外食市場規模は3015億円(前年同月比 +200億円・東名阪3圏域計)
外食市場規模はコロナ禍前比(2019年12月比)74.6%で前月を上回る
単価は14カ月連続で前年超え、第8波中の繁忙期は回復傾向に

今月のポイント

1. 外食市場規模は13カ月連続で前年比プラス。2019年同月比は74.6%で前月(同73.1%)を上回る
2. 単価は14カ月連続で前年超え、2019年同月比は103.0%で8カ月連続コロナ禍前同月超え
2022年12月の外食市場規模は、3圏域合計で3015億円。前年同月比(以下、前年比)は+200億円(107.1%)と13カ月連続の前年比プラスであった。当月の外食市場は新型コロナウイルスの感染第8波中に繁忙期を迎えたが、前年比の増加額や伸び率は11月を上回り、回復傾向であった。2019年比(コロナ禍前比)は、74.6%と前月の同73.1%を上回った。外食単価は14カ月連続で前年を上回り、外食実施率、頻度も19年比(コロナ禍前比)で前月からマイナス幅が縮小した。外食市場規模の食事主体業態・計は前年比105.2%(2019年比 83.2%)、飲酒主体業態・計は同113.2%(同63.9%)、2019年比はともに前月を上回った。主要16業態中では「居酒屋」等13業態で市場規模が前年比で拡大し、2019年比では「レストラン、食堂、ダイニング、洋食店」が97.4%とコロナ禍前水準に近づいている。

3圏域計(首都圏・関西圏・東海圏)

● 2022年12月の外食(※1)実施率は 66.4% (前月比増減 +2.2pt、前年比増減 +2.5pt)
● 2022年12月の外食頻度(※2)は 3.72回/月 (前月比増減 +0.06回、前年比増減 +0.01回)
● 2022年12月の外食単価は 3,063円 (前月比増減 +412円、前年比増減 +132円)
● 2022年12月の外食市場規模(※3)は 3015億円 (前月比増減 +536億円、前年比増減 +200億円)
※1 外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で行った外食を対象としており、圏域外で行った外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む
※2 外食頻度:外食実施者の1カ月あたりの平均外食回数
※3 外食市場規模:各圏域の当該年齢人口(2021年4月から2022年3月までR1年人口推計、2022年4月からR2年国勢調査人口)×外食実施率×外食頻度×外食単価で算出
(参考)基準人口(前年度比)は、3圏域・計:-1.7%、首都圏:-1.3%、関西圏:-2.1%、東海圏:-2.4%

圏域別

● 外食実施率は、首都圏:66.1%(前年比増減 +3.3pt)、関西圏:66.9%(同 +2.4pt)、東海圏:66.6%(同 -0.7pt)
● 外食頻度は、首都圏:3.81回/月(前年比増減 -0.06回)、関西圏:3.87回/月(同 +0.17回)、東海圏:3.13回/月(同 -0.04回
● 外食単価は、首都圏:3,136円(前年比増減 +153円)、関西圏:3,146円(同 +130円)、東海圏:2,539円(同 ±0円)
● 外食市場規模は、首都圏:1819億円(前年比増減 +130億円)、関西圏:877億円(同 +85億円)、東海圏:319億円(同 -15億円)

業態別(3圏域計)

● 業態別の市場規模は、「居酒屋」(前年比増減 +68億円)、「レストラン、食堂、ダイニング、洋食店」(同 +34億円)、「フレンチ・イタリアン料理店」(同 +21億円)等主要16業態中13業態で前年を上回った。
●「居酒屋」(延べ回数 +150万回、単価 +59円)、「レストラン、食堂、ダイニング、洋食店」(延べ回数 +70万回、単価 +240円)等は延べ回数・単価ともに前年比で増加した。

調査概要

●調査目的    首都圏、関西圏、東海圏における、夕方以降の外食市場規模を把握することを目的に実施。
また、業態別の市場規模や、性年代・居住区域別の外食の実態を明らかにすることも目的とした。
●調査対象    首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏:90分圏、関西圏:80分圏、東海圏:60分圏の市区町村に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
●調査方法     インターネットによる調査
●割付の設定    本調査では、回答者の偏りをできるだけなくすために、性別2区分×年代別5区分(20代/ 30代/ 40代/ 50代/ 60代)×地域25区分=250区分で割付を行って回収した。
●集計方法    本調査結果はR2年国勢調査人口に基づいて性別2区分×年代別5区分×地域25区分=250区分でウェイトバック集計を行っている。
※22年度は、市町村別性年代別のR2年国勢調査人口を使用して計算
■事前調査      
①本調査の協力者を募集するために実施。
■本調査     
①調査目的 対象月間の夕方意向の外食・中食内容を知るために実施。  
②調査時期:2023年1月4日(水)~1月12日(木)   
③配信数:12,596件  
⑤回収数 9,767件(回収率77.5%)   
⑥有効回答数 9,680件 
調査機関:(株)アール・ピー・アイ

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