2024.11.18旅行
観光地のオーバーツーリズムおよび分散・平準化対策に関する調査
(c) Recruit Co., Ltd.
旅行
株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の観光に関する調査・研究、地域振興機関『じゃらんリサーチセンター』(センター長:沢登 次彦)は、国内宿泊旅行マーケット全体の活性化への貢献を目的に、旅行者の旅行意欲や行動予定を定期的に聴取して広く公開する「国内宿泊旅行ニーズ調査」(旧称「新型コロナウイルス感染症による旅行市場への影響」調査)を2020年3月より継続して実施しており、調査内容とともに最新の結果をご報告致します。
国内宿泊旅行について前向きな人は67.4% 予定している人は、34.3%に
○潜在層を含めた旅行意欲のある人は67.4%で過去最高水準に並び、前回から2.6ポイントの増加。
○今後の国内宿泊旅行について「予定をしており、気を付けながら行く」、「予定をしており、気にせず行く」の合計は前回から0.7ポイント増加して34.3%。
春の旅行、「まだ予定はないが、旅行に行きたい」20代男女は前年同月比で20ポイント以上増加
〇春(3月~5月 GWを除く)は20代男性の57.8%(前年同月比25.6ポイント増加)、20代女性の49.6%(前年同月比26.9ポイント増加)が旅行に前向き。
○同時期について、「まだ予定はないが、旅行に行きたい」と回答した人は20代の男女ともに、前年同月比で20ポイント以上増加した。
国内宿泊旅行について意欲を持つ人は前回調査(2022年11月)から増加して、67.4%となりました。今後旅行の予定があると回答した顕在的な意向については2022年11月から0.7ポイント増加して34.3%となりました。旅行予定のあると答えた人の比率は昨年1月時点と比較すると2.7倍となります。
冬(1月~2月)について「旅行に行く予定である」と回答した人は前年同月比で約10ポイント増加して15.0%となった。また、春(3月~5月 GWを除く)については20代男女の旅行意欲が特に旺盛であり、20代男性で57.8%が、20代女性で49.6%が旅行に前向きな回答をしています。コロナ禍で旅行ができなかった分、春に向けて実施を予定している人が多いのだろうと考えられます。
調査実施時期は1月4日(水)から5日(木)にかけてで、新型コロナウイルス感染症の第8波の中ではありますが、観光に対する意欲は高まっています。ワクチン接種の広がりや感染対策の実施が日常的になっていることなどにより、これまで「行くことができなかった」旅行に積極的になっているとも考えられます。
JRC研究スタッフ
五十嵐 大悟
調査目的
旅行者の旅行意欲や行動予定を定期的に聴取し、地域および宿泊施設を主とした具体的施策に役立て、旅行マーケットの拡大に貢献する。
調査対象者
マクロミル会員モニター全国の20歳~79歳 1,652人
性別および年代(20・30代/40・50代/60・70代)による均等割付を実施
調査時期
第17回:2023年1月4日(水)~2023年1月5日(木)
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