2024.12.16しごと
「企業情報の開示と組織の在り方に関する調査2024」第四弾「キャリア自律」から「キャリア共律」へ 働く個人が、未来の機会に自ら歩み出したくなる“5つの支援”
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インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムに 参加した学生は78.8%、平均参加社数は5.75社
しごと
株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のより良い就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、「2026年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査」を実施しました。2024年9月時点の調査結果をまとめましたので、ご報告申し上げます。
今回の調査では2026年卒学生のインターンシップ等のキャリア形成支援プログラムへの参加状況について調査しました。2022年6月からインターンシップをはじめとしたキャリア形成支援に係る取り組みが4つに類型化されました。本調査では、オープン・カンパニー(タイプ1)、キャリア教育(タイプ2)、インターンシップ(タイプ3・タイプ4)を「インターンシップ等のキャリア形成支援プログラム」として調査を行っています。まず、9月時点でインターンシップ等に参加した学生は78.8%、平均参加社数は5.75社でした。参加件数全体におけるプログラム期間の割合は、1日以下のプログラムが82.1%で大半を占めました。2日以上のプログラムに参加しなかった理由については、「2日以上のプログラムの選考に通過しなかった」と回答した学生の割合が2025年卒と比べて10ポイント以上高い結果となりました。プログラム期間別のプログラム内容を見ると、業務の一部を経験したり見学したりできる内容の割合は、「5日以上」のプログラムの方がより高いことが分かります。参加したプログラムの良かった点を聞くと、「自分のスキルを見極めることができた」の割合は、「1日以下」と比べて「5日以上」の方が高く、20ポイント以上の差がありました。学生からは、インターンシップ等に対して期待と不安の両面から、早期選考に関するコメントが挙がりました。近年ではインターンシップ参加後に企業から早期選考の案内が行われるケースがあり、選考に直結する機会を求めて参加する学生も増えているようです。周囲の状況に流されることなく、実際の業務の一部を経験できる機会などを活用し、自分らしい進路選択基準を探索しながら、今後のキャリアについて考えていただきたいと思います。
■インターンシップ等のキャリア形成支援プログラム 参加件数全体におけるプログラム期間の割合
(大学生・就職意向者 まだ志望進路を決めていない含む/数値回答)
調査方法:インターネット調査
調査対象:『リクナビ2026』会員より、2026年3月卒業予定の大学生および大学院生
有効回答数:大学生887人/大学院生287人
調査実施期間:2024年9月24日~10月7日
調査機関:就職みらい研究所
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