2024.11.15業務・経営支援
リクルート、栃木県矢板市と包括連携協定を締結
(c) Recruit Co., Ltd.
住宅・業務支援・金融サービスを中心に取引を拡大
業務・経営支援
株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)は、株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ(本社:岡山県岡山市、取締役社長:加藤 貞則、以下ちゅうぎんFG)と、個人および事業者に対するサービスの提供に関する基本合意書を締結しました。両社は、両業務領域で連携を検討し、住宅および業務支援・金融サービスなどを中心に取引拡大を図ります。まずは、12月中旬より住宅ローン施策に関する業務提携を開始致します。
リクルートおよびその子会社(以下「リクルートグループ」と総称する)は、ちゅうぎんFGと以下の取り組みについて、個人および事業者に対するサービスの提供に関する基本合意書を締結し協業します。
【個人(生活者)に向けた取り組み】住宅ローンの金利優遇施策およびその他施策を検討
2024年12月中旬から一定期間において、岡山県、広島県、香川県の『スーモカウンター』の利用者に対し、変動金利*1から0.1%金利を優遇した住宅ローンが利用できるキャンペーンのご案内を予定しております。また、『スーモカウンター』以外でのリクルートのサービス利用者への住宅ローンの金利優遇などのその他施策の検討も予定しています。
*1:期間金利変動(6ヵ月固定)で通期引き下げサービスの条件を満たした場合の適用金利
https://www.chugin.co.jp/personal/service/housingloan/rate/
【事業者に向けた取り組み】融資サービスの仲介および「Airビジネスツールズ」を活用した業務・経営支援施策の実施
リクルートの顧客に対して、金融サービス仲介業の登録を有する株式会社リクルートペイメントが、中国銀行が提供する融資サービスを2025年度中に仲介することを検討中です。また、ちゅうぎんFGの取引先企業に対して、「Air ビジネスツールズ」を活用した業務・経営支援施策の実施を検討しています。2024年10月より、一部地域事業者に対して、両社協働で「Air ビジネスツールズ」のニーズ検証を実施しています。
リクルートの住宅領域においては、『SUUMO』、『スーモカウンター』を展開し、住宅検討者が購入したい物件によりスムーズに出会えるような機能・サービスの強化を続けております。また、住宅購入者の大多数が利用する住宅ローンにおいては、各社の住宅ローンの比較検討ができる『スゴい住宅ローン探し』や、物件選定前に金融機関の審査によって借入可能額が分かる『スゴい速い住宅ローン審査』を提供するなど住宅ローンの利用をサポートしてきました。今回、『スーモカウンター』の利用者向けに、優遇された住宅ローンを利用する機会を創出することで、生活者の皆さまの経済的な負担を少しでも軽減し、より自分らしくスムーズな住宅選びができるよう、サポートしていきたいと考えています。
また、リクルートは、経営戦略「Help Businesses Work Smarter」を掲げています。生活者と事業者をマッチングする販促のプラットフォームを基盤に、業務・経営支援サービスの「Air ビジネスツールズ」を組み合わせることで、事業者の生産性と収益性の向上につなげます。
その中で、フィンテックサービスの提供にも注力しており、リクルートペイメントの「金融サービス仲介業」登録により、リクルートグループとして事業者に、銀行等の金融機関の融資を媒介する「預金等媒介業務」を提供できるようにもなりました。
こうしたサービスを提供していることで、金融領域における事業者のニーズをより把握できるようになっています。中小企業の多くは、地域性や情報格差により適切に取引できる金融機関の選択肢が限られています。そのため、金融商品の利用申請にかかる手間や時間がハードルとなり、手軽にスピーディーにサービスを享受できないケースも見られます。また、事業者のみならず、生活者にも、給与の受け取り方の選択肢が限られているなどの課題があります。
このような多岐にわたる課題をより広く深く解決するために、今回、金融に関する知見や地域事業者との強固な接点を有するちゅうぎんFGと協業に関する合意書を締結し、ちゅうぎんFGと共に解決に向けて取り組んでいきます。これからも個人および事業者に関する課題をより広く深く解決できるよう、新たな検討をしていきます。
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