2024.12.16しごと
「企業情報の開示と組織の在り方に関する調査2024」第四弾「キャリア自律」から「キャリア共律」へ 働く個人が、未来の機会に自ら歩み出したくなる“5つの支援”
(c) Recruit Co., Ltd.
就職内定率は96.6%で、10月1日時点に比べ0.7ポイント増加。民間企業への就職確定者のうち、約4割が就職先について不安に感じていることがある
しごと
株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のより良い就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
12月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、96.6%(+1.5ポイント)※2と前年同水準の結果となりました。また、進路確定率は94.0%(+1.8ポイント)でした。2025年卒学生の就職活動も終盤に入っていることが分かります。民間企業への就職確定者に就職先を確定する際に最も決め手となった項目を聞くと、「自らの成長が期待できる」「希望する地域で働ける」「福利厚生(住宅手当等)や手当が充実している」の順で高い結果となりました。また、確定している就職先について不安に感じていることの有無を聞いたところ、「不安がある」と回答した学生は39.1%でした。不安の声としては「ちゃんと働けるのか不安に感じている。3月までほぼ自由な生活を送って、4月になった途端に社会人になるからうまく切り替えができるか、週5で働けるか不安」と、社会人になることに対して不安を感じる声もあれば、「配属先がまだ分からないため、仕事内容や勤務地の心構えができず不安である」といった入社後の配属先が決まっていないことに対する不安、「配属までの具体的な流れが分からない」といった今後のスケジュールが分からないことへの不安の声が寄せられました。内定者の入社まで残り4カ月ほどありますが、企業の皆さまには今後のスケジュールの共有など、学生の不安をできるだけ払拭できるようなコミュニケーションを実施していただきたいです。
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差
調査方法:インターネット調査
調査対象:2025年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2025』(※)にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生3,833人(内訳:大学生2,991人/大学院生842人)
有効回答数:大学生 823人/大学院生 335人
調査実施期間:2024年12月1日~12月6日
調査機関:就職みらい研究所
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