(c) Recruit Co., Ltd.

就職プロセス調査(2026年卒)「2025年2月1日時点 内定状況」

就職内定率は39.3%で、前年同月に比べ15.4ポイント高い。面接選考への参加状況は、「最終選考を受けたことがある」が48.1%

株式会社リクルート

就職みらい研究所 ロゴ

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のより良い就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

学生が十分な準備の時間を確保できないまま選考を受けている様子もうかがえる

2月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、39.3%(+15.4ポイント)※2で、現在の就職活動スケジュールとなった2017年卒以降、前年に引き続き過去最高となりました。内定率を文理別で見ると、「文系」37.1%(+12.5ポイント)、「理系」44.3%(+21.8ポイント)と、理系の方がやや高い結果となっています。地域別では、「関東」44.6%(+19.7ポイント)、「中部」40.9%(+12.9ポイント)、「近畿」29.8%(+4.7ポイント)、「その他地域」38.8%(+21.0ポイント)でした。学生に面接選考への参加状況を聞くと、全体では「最終選考を受けたことがある」の割合が48.1%、「最終選考は受けたことがないが、面接選考は受けたことがある」の割合が27.9%と、約8割の学生が選考を経験していることが分かりました。学生からは、「早期化していることで、早くに進路が決まり安心できるのでうれしい」といった声もある一方で、「早期化が進み過ぎていて、大学生の本分である勉強をおろそかにせざるを得ない場面が多々あると感じている」、「準備不足であり、選考までに間に合うか非常に不安である」、「採用活動の解禁といわれている時期と実際の採用活動のスケジュールにギャップを感じている」といった、採用活動の早期化に対して困惑する声も多く聞かれました。現行の政府が定める就職・採用活動の日程と実態の乖離が大きい状況ですが、周囲の状況に左右されることなく、納得感のある企業選びを進めていただければと思います。

※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差

就職プロセス調査(2026年卒)「2025年2月1日時点 内定状況」

調査概要

調査方法:インターネット調査
調査対象:2026年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2026』にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生4,729人(内訳:大学生3,809人/大学院生920人)
有効回答数:大学生 929人/大学院生 347人
調査実施期間:2025年2月1日~2月7日
調査機関:就職みらい研究所

関連するプレスリリース