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2025.02.21しごと
中小企業への転職者 前職と比べ賃金が1割以上増えた割合は2019年度比5.3pt増加
(c) Recruit Co., Ltd.
しごと
株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、『就職白書2025』として学生の就職活動および企業の2025年卒採用活動の実態、また、2026年卒以降の採用見通しについてまとめており、一部を抜粋してご報告申し上げます。
※学生や企業へのインタビュー等も加えて解説する『就職白書2025』冊子版は、4月以降に就職みらい研究所の Webサイトに掲載予定です。
・2025年卒学生のうち、「民間企業に就職する」割合は84.9%(2024年卒差+1.3ポイント)、民間企業以外も含めた「就職・計」は91.7%(同+2.2ポイント)と、いずれも調査開始の2012年卒以来で最高値。(P3)
・就職活動開始時期は「卒業年次前年9月までの累計」が61.6%(同+4.7ポイント)と増加した。「卒業年次前年2月までの累計」は80.9%(同+0.1ポイント)で前年同水準。(P5)
・就職活動において生成AIを使用した学生の割合は34.5%(同+20.0ポイント)と大幅に増加。(P8)
・「就職先決定を振り返ると、安易に決めてしまったと感じる」について「当てはまる・計」の学生は43.6%であった。(P9)
・「就職先決定を振り返ると、安易に決めてしまったと感じる」割合は「就職先を確定するにあたり、自分が重視する基準が分からなかった」学生では65.8%、そうでない学生では31.1%であった。(P9)
・採用充足状況は「採用予定数を充足できた」企業が37.2%( 2024年卒差+1.1ポイント)と微増。(P10)
・2025年卒採用の面接開始時期は、面接(対面)で「卒業年次前年2月までの累計」が38.6%(同+12.6ポイント)と増加。面接(Web)では「卒業年次前年2月までの累計」が49.2%(同+13.8ポイント)と増加し、約半数の企業が採用広報解禁となる3月よりも前に面接を開始している。(P12)
・初任配属に関する取り組みで「本人のキャリアや成長の観点から、なぜそのポジションに配置されたかを説明している」の「行っている・計」が、採用充足企業で47.4%、未充足企業で39.6%と差が見られる。(P13)
・採用充足企業と未充足企業では、働き方の制度やオフィス環境の情報提供の割合、キャリアに関する社内制度の利用状況、新卒入社3年以内の離職を課題視する割合に差が見られる。(P14)
・2026年卒の採用予定数の平均は31.9人で、2025年卒実績の平均30.3人から微増し採用意欲は堅調。(P15)
・各採用活動プロセスの「卒業年次前年2月までに開始」の割合は、面接(対面)が51.2%(2025年卒差+11.6ポイント)、面接(Web)が61.8%(同+11.0ポイント)。(P16)
・2026年卒向けキャリア形成支援プログラムの実施率は75.4%(同+2.2ポイント)。タイプ別では【タイプ1】オープン・カンパニー87.8%(同+4.9ポイント)が最も高く、【タイプ3】汎用的能力・専門活用型インターンシップ31.6%(同+3.6ポイント)、【タイプ2】キャリア教育26.7%(同+2.3ポイント)の順に続く。(P18)
調査方法:インターネット調査
調査対象:調査協力会社のモニターにスクリーニング調査を行い、民間企業等を対象に就職活動を行った全国の大学4年生・大学院2年生
有効回答数:1,835人
調査期間:2024年11月22日~2024年12月4日
調査機関:就職みらい研究所
【企業調査】
■大学生・大学院生の採用活動振り返り調査
調査方法:郵送調査・インターネット調査を併用
調査対象:全国の新卒採用を実施している従業員規模5人以上の企業4,876社
有効回答数:1,510社(回収率31.0%)
調査期間:2024年12月2日~2025年1月10日
調査機関:就職みらい研究所
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