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パラスポーツ体験VRを提供『富士通スタジアム川崎スポーツフェスタ2021』

2021年06月03日

パラスポーツ体験VRを提供『富士通スタジアム川崎スポーツフェスタ2021』


富士通スタジアム川崎と川崎市川崎区役所が共催する『富士通スタジアム川崎スポーツフェスタ』。『Go Beyond』のイベントブースに、『パラスポーツを擬似体験できるVR(360°)動画』および、オリジナルの紙製スコープを提供しました。

2021年5月1日(土)に、富士通スタジアム川崎と川崎市川崎区役所の共催で『富士通スタジアム川崎スポーツフェスタ2021』が開催されました。株式会社川崎フロンターレが講師を派遣したサッカー教室など、訪れた方がスポーツの楽しさに触れることのできる企画の数々が催されました。リクルートのパラリングは、正しい理解のもとにパラスポーツを広める活動を行う『ソフィア オリンピック・パラリンピック学生プロジェクトGo Beyond』(以下Go Beyondという)のイベントブースに協力。『パラスポーツを擬似体験できるVR(360°)動画』および、VR動画をより臨場感を持って視聴できるようになるオリジナルの紙製スコープを提供しました。

『Go Beyond』のイベントブースでは、『パラスポーツを擬似体験できるVR(360°)動画』のほか、脳や四肢に重度の障がいがある方のために考案され、いまではご高齢の方からお子さままで、多くの人に親しまれている『ボッチャ』や、座ったまま行う『シッティングドッジボール』など、障がいの有無に関わらず、誰もがプレイできる競技の体験会が行われました。

『Go Beyond』の活動を通してパラスポーツを知ったという加藤さん


『Go Beyond』の活動を通してパラスポーツを知ったという加藤さん。「障がいの有無に関わらず楽しめるパラスポーツは、人がスポーツに合わせるのではなく、スポーツが人に寄り添っているように思えます。自分でも新しいパラスポーツを考案してみたいと感じるほど好きになりました」と語ってくださいました。

運営を担当した加藤さんは「『Go Beyond』に参加するまでは、パラスポーツのことを知りませんでした。いまでは、違いを超えて楽しめる魅力にハマっています。自分がそうであったように、ひとりでも多くの方にパラスポーツの魅力に触れていただけたらと思い、フェスタへの参画を決めました。子どもたちは大人よりもパラスポーツに抵抗がなくて、『ボッチャ、面白い!』など盛りあがりました。」

パラスポーツ ボッチャ

さらに「『パラスポーツVR(360°)動画』も大人気でした。わたしも初めて試しましたが、紙製スコープを使うと迫力がすごいんですよね。子どもたちの中には、選手にあわせて身体を動かしはじめる子どもたちもいたほどです。個人的にいいなぁと感じたのは、動画にパラスポーツの様子に加え、選手本人が感じている競技の魅力やルールの解説があること。それと、競技を始めたきっかけや想いなど、選手の語りがあること。ルールや魅力を理解することで、より楽しめるようになったり、好きな選手を見つけて応援していただくきっかけになったのではないかと思います」と語ってくださいました。

パラスポーツVR(360°)動画

パラスポーツを広めることは、共生社会の実現につながるとおっしゃる加藤さん。「障がいの有無だけでなく、言語や宗教、文化といった違いを理解し、個性を大切に、一人ひとりが輝ける社会をつくるきっかけになると感じています。さらにその先には、違いを違いと意識しない、あたりまえととらえる本当の意味での共生社会が実現できるのではないかと考えています。パラスポーツの楽しさを伝えながら、その先の可能性を広げていける働きかけを意識したいと感じました」と、今後の活動に対する想いを話してくださいました。

株式会社川崎フロンターレの斎藤さん


株式会社川崎フロンターレの斎藤さん。「障がいのある人と健常者との間に少なからず壁があります。スポーツをきっかけに壁を低くする、取り払うことが、自分たちの役目だと思っています。同じ想いを持つ立場として、パラリングの活動にも共感しています」と話してくださいました。

一方、『Go Beyond』を誘致した株式会社川崎フロンターレの斎藤さんは「私たちのチームは、スポーツを通して元気を届ける活動を重ねています。なかなか触れる機会がないパラスポーツを楽しみたいという地域の方の声や、障がい者だけでなく、健常者と一緒に楽しむイベントを企画して欲しいという声に応えたいとの思いから、パラスポーツについて勉強している段階でした。そうした中、『Go Beyond』の活動を知り、大学生が主体的にパラスポーツを広める活動に共感し、お声がけさせていただきました」とお話しくださいました。また、『パラスポーツVR(360°)動画』やスコープに大きな可能性を感じてくださったそうで「リアルイベントを企画しづらい状況下にも活用できますし、外出が困難な方にも楽しんでいただく機会をご提供できると感じました。私たちが主催するさまざまなイベントで積極的に活用したいと考えています」と語ってくださいました。パラスポーツをきっかけに共生社会を実現するという想いを共有することができました。

富士通スタジアム川崎スポーツフェスタ2021

たくさんの来訪者で賑わった『富士通スタジアム川崎スポーツフェスタ2021』。情熱を持って活動する方々との出会いを通じ、『つながりの輪』が広げる実感が得られた1日となりました。


パラリングでは、パラスポーツの魅力を体感・理解していただくことを目的とした動画を無償提供しています。
公開しているYouTube動画へアクセスいただき、どなたでもご活用いただけます。
紙製VRスコープや動画アクセスへの二次元コード一覧チラシの提供も行っております。
ご興味のあるかたは、下記ご案内・活用事例をご確認ください。

パラスポーツVRコンテンツ活用のご案内

パラスポーツVRコンテンツ活用事例

パラスポーツVR一覧


『考え方を変える=パラダイムシフト』で『つながりの輪を広げる』パラリングは、これからも障がい者理解のための プログラムを通して誰もが自分らしく生きる社会づくりに貢献します。

<お問い合わせ先>
パラリング事務局よりご連絡させていただきます。

パラリングとは?

「パラリング」とは「パラダイムシフト(考え方の変化)」と「リング(輪)」の造語で、障がい者理解を広めていくリクルートの活動です。リクルートは障がいの有無に関わらずそれぞれが活躍できる社会の実現を目指して活動をしています。

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