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従業員啓発
オフィスでの環境負荷低減
リクルートでは、2009年より国内拠点を中心にオフィス生活におけるエコ活動の積極的な実施を始めました。現在も継続的に、グループ総務部を中心にリクルート全体に対して啓発活動を実施しています。例えば、エレベーターホールのディスプレーやトイレの壁などに、イラストを多用し具体的な取り組み内容を示した啓発ポスターを掲示しています。また、社員のマナー啓発や社内イベントを紹介する社内広報紙「すか2」でも、節電や紙の無駄遣い削減を呼び掛けています。
主要拠点であるグラントウキョウサウスタワーオフィスでは、1日4回の自動消灯を行い、節電に努めています。さらに、日中は、日当たりの良いフロアでは、明るい時間帯は自然の光を利用して照度を保っています。全国の拠点でも、会議室やコピー機など、至る所で省エネ・省資源の行動を促しています。また、テレワークも積極的に活用し、出張や通勤での移動に伴う環境負荷の低減にもつながっています。
オフィス作りでの省エネ、省資源活動
リクルートでは環境へ配慮したオフィス作りを実施しています。九段坂上KSビルは、東京・九段下にある築古ビルを壊さずにデザインとテクノロジーの力で息を吹き込んだ、未来につながる新しいオフィスです。築古ビルを最大限活用することで省資源化を実現、地域社会・地球環境との共生を図っています。オフィスではレイアウト変更や移転のたびに環境負荷となる廃材やゴミを発生させてしまうことから、「環境保護とオフィス空間の変化対応の両立」を意識したさまざまな施策を講じています。
また、外部環境の変化に合わせて、組織変更や人事異動が頻繁に行われていますが、それに伴う部署や人の移転、移動、レイアウト変更には業務負荷やコストだけでなく、多大なエネルギー負荷が掛かります。そのため、組織や人事異動の際に動くのは人だけとなるようなレイアウトを可能な限り取り入れています。このように環境負荷を軽減し、環境変化に対応しやすいオフィス作りを全国の拠点で実施しています。同時に、オフィスの文房具・備品などの購入も、環境に与える負荷ができるだけ小さい製品を優先的に購入する「グリーン購入」の積極的な推進を行っています。
社内で使用するOA用紙の削減やリサイクル分別の徹底、オフィス用品のリユースの推進など、オフィスでの日常生活においても、積極的に省資源活動を行っています。
コンプライアンステストでの意識啓発
リクルート全従業員に対して年1回実施しているコンプライアンステストの中に、環境に関する項目を含めており、一人ひとりの知識と認識を確認しています。
コンプライアンスeco検定取得を推進
リクルートでは従業員の環境に対する知識の習得と意識向上を目指し、東京商工会議所が主催する「環境社会検定試験(eco検定)」の取得を推進しています。合格者には合格お祝い金を支給する制度を設けています。