Vision and Values
ナレッジをシェアする側の人に
しっかりとスポットライトを当てる
シェアすること・されることが
当たり前になる世界を目指す
ナレッジシェアの取り組みを始めたときの合言葉は「世界最強のプロダクトデザイン組織を作ろう」でした。
もともと個の力が強いリクルートだからこそ、それぞれの力を集合知化すれば大きな力になる。
そんな想いで、日々ナレッジ共有に取り組んでいます。(反中:写真左)
ある特定の組織・サービスにいながらも、色々な他のサービスに関するナレッジを得られる機会があることは、チームとしても個人としても強みになると考えています。こうした強みを生かしながら、最強のプロダクトデザイン組織にしていきたいです。(片山:写真右)
Specific Approaches
各事業で実施した具体的な施策の振り返り結果を、検索・閲覧できる案件のデータベース。2021年8月時点で750件以上の案件が登録されており、サービス名、対象画面、その他様々なキーワードから先行事例を検索し、背景から考察まで一連の流れを参照することができます。例えばじゃらんの担当者がネット予約の入力フォームを改善するために、ホットペッパービューティーやタウンワークでの案件事例を参考に案件検討することができます。
実際に本データベースの案件を他事業に展開することで多くの案件が創出されています。
シェアイベントでは、社内の案件事例の中でもプロセスや手法が他事業に展開可能なものを、プレゼンテーション形式で詳細に共有します。様々な具体例を取り上げ、背景、実施プロセス、結果考察からしくじりポイントまで、現場で実践されたからこその、生々しいプロセスが共有されています。3〜4ヶ月に1回の頻度で開催されており、参加者の満足度も5点満点中、4.5点平均と高く、好評の企画です。
過去のイベント事例はこちら
動画研修では、事例をもとにした「フレームワークとして汎用性の高いナレッジ」全16本(2021年8月時点)をオンライン配信しています。
「商品企画の虎の巻」「教科書では身につかない
IA/UI設計
実践演習」など、案件検討から実装までのプロセスに応じて充実したコンテンツを用意。実際の現場でも、新人のオンボーディングに活用されています。
900人以上が所属する プロダクトデザイン組織横断のチャット。普段の業務では、他事業の担当者と関わる機会は多くありません。しかし、横断チャットでは事業の枠を超えて担当者同士が相談・質問することができます。グロース、商品企画、デザイン等のテーマごとに区切られたチャットルームを用意しています。
「アプリのプッシュ通知を活用してユーザーのリテンションを改善する」など、新しい案件にチャレンジする際は、横断チャットを活用できます。既に同様の施策を実施した他事業担当者から、案件検討時のコツや気をつけることを事前に教えてもらうことができます。
今でも毎週投稿、返信されており、組織横断の気軽な相談の場として活用されています。
Growing Opportunities
プロダクトデザイン組織全体でナレッジシェアの仕組みを活用することで、多くの成長機会が生まれています。
各事業の失敗・成功事例から得られたナレッジを共有することで、他事業の改善スピードが上がり、より多くの案件を実施することができます。その結果、事業・組織として成長スピードをアップさせることができます。
さらに、ナレッジを活用することで個人としても学びを得られます。ナレッジを発信することでは、自身の経験を体系化し学びを深めることができます。