カーセンサー

『リクルート自動車総研』では、2015年より毎年1回「カーセンサー中古車購入実態調査」を全国(沖縄県を除く)で実施しています。2022年11月には9回目となる「カーセンサー中古車購入実態調査2022」をリリース。中古車の平均購入単価が上がっていること、特に“若者のクルマ離れ”と言われる中で20代・30代の平均購入単価が高い実態などが明らかになりました。『リクルート自動車総研』では、こうした調査結果を中古車マーケット全体の活性化につなげていきたいと考えています。

そもそも「カーセンサー中古車購入実態調査」を始めた目的は、不明瞭な中古車マーケットの実態を明らかにすることにあります。調査を始めた当時、日本の自動車産業は新車販売がメインで、中古車はどこで、誰が、いくらで買っているのか正確な情報が乏しい状況でした。その上、「安かろう悪かろう」というようなマイナスイメージを持たれていました。

そこで『リクルート自動車総研』では、購入検討者のニーズや購入経路などの実態を明らかにすることで、事業の発展だけではなく、中古車業界全体や購入検討者にも貢献できるのではないかと考え、この調査を開始しました。調査対象は『カーセンサー』 を通した中古車売買に閉じず、さまざまな形で売買された幅広い情報を集めており、一次調査で20万件、二次調査では4,000件超の回答数を集計しています。今回の調査では、世の中の脱炭素やSDGsへの関心が高まる中、どんなエンジンタイプの中古車が購入されているのかといった新たな調査項目も追加されています。

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