日本能率協会審査登録センター(以下、JMAQA)が、事業と環境マネジメントシステムを一体化させ成長している組織の取り組みをたたえる表彰制度「JMAQA AWARDS 2023」において、株式会社リクルートホールディングスが受賞。2023年2月17日(金)に行われた授賞式では、事務局を担う株式会社リクルート サステナビリティ推進室長が登壇し、同じく受賞したほか2社ともにパネルディスカッションを行いました。
主催団体であるJMAQAは、経営品質の向上につながるISO9001(品質マネジメントシステム)やISO14001(環境マネジメントシステム)などを中心とした第三者認証審査を実施している審査登録機関。認証している企業約2,000社の中から、特にISOを活用し成長している企業を表彰しており、その6回目となるのが「JMAQA AWARDS 2023」です。
今回の受賞では、リクルートホールディングスが、ESG経営※を行うにあたり、環境・サステナビリティ分野のさまざまな取り組みを、環境マネジメントシステム(EMS)を活用して高いレベルで推進していることを評価していただきました。
リクルートの環境保全への取り組みは、2000年代当初に始まります。情報誌の発行で紙を多く使用する企業としての責任を果たすために環境保全活動を始め、2011年に環境方針を策定の上、国内主要会社7社にてISO14001の認証を取得し、毎年更新を続けています。
2021年5月に発表したリクルートグループの「サステナビリティへのコミットメント」では、「2021年度中に当社グループの事業活動において、また、2030年度までに当社グループの事業活動を含むバリューチェーン全体において、温室効果ガス排出量のカーボンニュートラルを目指す」ことを目標とし、全ての事業活動やサービスを通じた環境保全活動に取り組んでいます。審査員からは特にGHG(温室効果ガス)排出量削減に対する取り組みが評価されるとともに、「これからのEMSのあるべき姿のお手本であり、EMSの新時代を切り開いてゆく企業」とのコメントをいただきました。
今後もリクルートでは、コミットメント達成に向けて既成概念にとらわれないチャレンジを続けていくとともに、社内外のステークホルダーのみなさまと協働しながら、事業やサービスを通じて環境保全に貢献していけるよう努めていきます。
※ESG経営:「Environment(環境)」「Social(社会)」「Governance(ガバナンス)」を重視した経営のこと