40代後半~60代前半の働く価値観調査

40代後半~60代前半の働く価値観調査

今や人生100年時代。40代・50代・60代…と年齢を重ねてもいろんな可能性を模索できる時代へと変わりつつあります。加えて、新型コロナウィルスの世界的流行は、既存の働き方や価値観に疑問を投げかけました。かつてない変化の真っただ中で、私たちは人生100年をどう生きていくと良いのでしょうか。

そこで、私たちiction!(イクション)では、人生100年時代の折り返し地点にいる40代後半~60代前半の「ミドル・シニア」約47,000名に、キャリアや働くことに関する意識調査を実施(第1回調査)。大企業のミドル・シニアにフォーカスした調査も行い(第2回調査)、日本型雇用と言われる新卒一括採用や終身雇用の枠組みが残る環境を長く経験してきた大企業勤務経験者の、仕事・会社・キャリアに対する本音や、ミドル・シニアがいくつになっても自分らしく人生を選択できる社会の実現に向けたヒントを探りました。みなさんそれぞれが自分らしい第一歩を踏み出すきっかけとなるよう、調査結果とそこから見えてきたことを専門家のアドバイスとともに連載記事(全5回)にまとめています。

また、定年制度の見直しやジョブ型雇用への転換など、世の中全体でさまざまな構造改革が走る中で、「年齢を重ねてもまだまだ仕事で輝きたい」と願う人たちを置き去りにしないためには何が必要なのか、今求められる人事制度やキャリア支援のサービスについてもご紹介しています。「今すぐ転職したい訳ではないけれど、人生100年とも言われる時代だからこそ第二の人生に向けて準備をはじめたい」といった方々や、「ミドル・シニアに活躍いただきたい」とお考えの企業の方にも、ぜひお届けしたい内容となっています。

01- 働き続けたいけれど、キャリアには無関心!?40代後半~60代前半の約47,000名に調査して見えてきたこと

「理想が高すぎてついて行けない...」。ダメ出しに怯える夫と怒れる妻

世の中では、定年の延長や人生100年時代が叫ばれる中で、いくつになってもアクティブに働き続ける生き方にスポットが当たることが多くなっています。そうした動きは今後ますます活発になっていくと思われますが、現代のミドル・シニア世代は働くことや自分自身のキャリアをどのように考えているのでしょうか。「40代後半~60代前半の働く価値観調査」連載第1弾では、私たちが行った2回の調査のうち、40代・50代・60代の約47,000名に実施した第1回調査の結果をご紹介いたします。


02- 仕事や会社に前向きだと、暮らしの満足度も高くなる【40代・50代・60代の仕事観】

3割が相談相手ゼロ。仕事と家庭を両立したい男性の孤独な実態

今の会社で働き続けるか、外に出るか。それともある年齢を境に引退するか。実際にどんな道を歩むかはもちろん個人の自由。けれど、「人から与えられた道」「なんとなく選んだ道」「自分で選んだ道」...と、自らの決断か否かや、その選び方によっては人生の充実度が異なるのではないでしょうか。 そこで、私たちが実施した第2回調査では、日本型雇用と言われる新卒一括採用や終身雇用の枠組みが残る環境を長く経験してきた"大企業のミドル・シニア層"にフォーカス。


03- 能力や経験に自信がないのは、本当の自分を知らないから?【40代・50代・60代を阻む「自信の壁」の攻略法】

親の影響ではなかった!?「家事ができない夫」はなぜ生まれる?

主体的にキャリアを決断している人とそうでない人にはどんな違いがあるのでしょうか。私たちが、45歳~64歳の働く価値観を調査した結果では、アクティブに考え行動していくには3つの壁を乗り越える必要があることが見えてきました。今回ご紹介するのは、ミドル・シニアをキャリア意識の度合いで分類した「自信なし層」「将来不安層」「展望層」「行動層」のうち、「自信なし層」がぶつかっている「自信の壁」。"将来を見据えると今のキャリアにはもやもやする。このままでいいのかと思ってはいるけれど、自分に自信が持てず動けない"という人たちは、どうすれば壁を突破できるのでしょうか。


04- 研修・副業・趣味の仲間...。40代~60代をポジティブに働く人の共通点は、会社を越えた交友関係にあり

お互いの仕事に無関心な夫婦ほど、家事育児で揉めている

「自信の壁」を乗り越える秘訣は、より幅広い立場の人から客観的に自分の評価を聞く、キャリアの棚卸しをするなど、自分の長所短所や、志向性などを自覚すること。それでは、第二、第三の壁はどう突破していくとよいのでしょうか。「仕事や会社を変えたいけれど、社外で通用するかが未知数で不安」「キャリアチェンジしたい気持ちはあるけれど、現状に大きな不満はないしなかなか動けない」といったお悩みへのヒントをご紹介していきます。


05- 副業ニーズは高いが、いまだNGの会社も。40代・50代・60代が求めている人事制度・サービス

「働きやすい」だけでは意味がない? なかなか進まぬ女性のキャリア

45歳~64歳の働く価値観調査レポート。最終回のテーマは、「将来の仕事や働き方について考え始めた40~60代には、どんな支援が効果的なのか」です。 就労環境を変える・変えないに関わらず、自らの意思で前向きにキャリアを決めていく個人が増えることは、本人はもちろん企業や社会にとっても望まれる姿。定年制度の見直しやジョブ型雇用への転換など、世の中全体でさまざまな構造改革が走る中で、「年齢を重ねてもまだまだ仕事で輝きたい」と願う人たちを置き去りにしないためには何が必要なのでしょうか。 調査結果から見えてきたミドル・シニアの本音をもとに、今求められる人事制度やキャリア支援のサービスをご紹介します。

まとめ:調査レポート(報告書)

5回に渡って連載してきた内容に新たな情報もプラスし、「調査レポート」として調査データをまとめました。

アンケート結果から見えてきたのは、20年、30年と仕事を続けてきた経験豊富な人たちでも、「自分に自信がない」「元気なうちは働き続けたいけれど、60代になったときに自分を必要としてくれる場所はあるのか」といったように少なからず不安があること。本当は長年にわたって培ってきたスキルや知見をお持ちなのに、自信を持てずにキャリアの決断を思いとどまる人が多いことです。その一方、自分らしい人生を歩むべく、自分を見つめなおしたり、行動を起こしている方々もいらっしゃいました。今後の人生やキャリアの参考になるヒントが満載です。

40代後半〜60代前半の働く価値観調査 調査レポート 

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調査にあたって

調査の概要をまとめています。

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