小澤香織さん(34)は派遣スタッフとして働きながら、心理カウンセラーを目指して学校へ通い勉強している。元々はアパレルの店員だった彼女がなぜキャリアチェンジを考えたのか。心理学を学んで変化したことはあったのかなど、お話をうかがった。
*今回はオンラインで取材を行いました
*掲載しているお写真は、ご本人より提供いただきました
高校卒業と同時に上京。ファッション系の専門学校へ
学生の頃からお洒落に関心が強かったという小澤さん。高校卒業と同時に上京し、ファッション系の専門学校に進学した。厳格な両親との仲が良好とは言えず、地元を離れて新しい世界を見たいという気持ちも強くあったそうだ。
初めての一人暮らしで小澤さん自身のたがが外れてしまい、勉強がおろそかになった時期もあると言う。3年で卒業の予定が4年で卒業。就職活動をする頃には世の中はリーマンショックの煽りを受け、希望していたデザイナーの求人はほとんどなかったと話す。まずはアパレルの店員をしながら将来を模索することになった。