小中学生3人の子どもを育てながら、デザイナーの専門学校で講師として働き、フリーランスのデザイナーとしても活動している横川梨恵さん(43)。第一子を出産したあと、10年ものブランクがあり、その後コツコツとキャリアを取り戻してきた。一時は子育てをしながら頑張りすぎて体調を崩したこともあったが、その後は自分のペースでやりたいことを成し遂げている。そんな横川さんに、これまで歩んできた道、これからの将来像をうかがった。
10年のブランクのあとは、クラウドソーシングからスタート
専門学校を出て、印刷会社の営業やデザイン事務所、広告代理店と、デザインだけでなく、その周辺である印刷や営業、クライアント対応などにも幅広く取り組んできた横川さん。「方向性を決め、デザイン、印刷をしていくという一連の流れを経験したかった」という、願望通りのキャリアを着実に歩んでいった。
第一子が生まれたのを機に子育てに専念し、3人の子どもに恵まれる。その間もデザインの仕事を受けつつ10年ほど経ったころ、デザイナーの仕事を本格的に再スタートした。